引き出しの中身
2024-03-13T12:44:38+09:00
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興味のあることが次々に
Excite Blog
岐阜県博物館
http://sheknows.exblog.jp/33282007/
2024-03-13T12:44:00+09:00
2024-03-13T12:44:38+09:00
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旅行
暇を持て余し博物館遠征をすることにした。
鉱物に関する特別展をやっているとの事で岐阜県博物館へ。
何か不思議な作りの建物(2つの建物が連絡通路で繋がっていて、出入り口機能を持たされている棟と展示があれこれある本館に分かれている)のはおそらく、地形の具合でこうなったんだろう。
ともかく古い感じがあちこちに漂っており、雨漏りしているし、剥製やジオラマもちゃんとしたものだが何せ古い感じ。図書室の本も良い本がちゃんと揃っているが、古い。
だが、展示内容は面白い。
常設展示充実している。
解説もありきたりでなくて、良い。
人が全然いなくて、料金もべらぼうに安く(最近の美術館だと5回以上入場できてしまう)多分昔は煌めいていたのだろう、今も中の人は頑張っているのだろう雰囲気だった。漫然と入館して2、3時間楽しんでしまった。
晴れの日だったら周辺の散策路も整備されているようなのでおそらく半日、いや下手すると一日楽しんでしまえる。
博物館エンジョイ勢には最高です。
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The Murderbot Diaries
http://sheknows.exblog.jp/33278039/
2024-03-08T12:40:00+09:00
2024-03-08T12:40:14+09:00
2024-03-08T12:40:14+09:00
sheknows
本
上下巻 創元SF文庫
あまりにマスクで顔を覆う事に慣れてしまい、気がつくと
独り言を躊躇なく呟くようになり
そしてそれは大体が毒々しいもので
まあ、聞こえてないだろう、と見積もっていると
ギョッとした顔で振り向かれたりして
こっちがギョッとする。
それだけではなく、マスクで表情を隠す事が標準化してしまったので、
逆に、顔面で何か感情のようなものを表現する事が著しく減少した。
元々は、やや分かりやすすぎる表情をどうしたら隠せるのだろうかと思案したものだが
マスクは、物理的に隠せばいい、というある意味での最適解なのだ。
そして、その安らぎと定まった感じは、これこそが、安定だ、と思える。
そういうわけで、人間との接触が苦手でヘルメットを被りたがるこのマーダーボットは、
他人ではない。
ことあるごとに自分の好きな番組の視聴に逃避する様子や
何かにつけて悲観的かつ僻みっぽい客観的なように見えるコメントを発する様子も
他人ではない。
どうしても、囚われている事があるのに、それを頑として認めない様子も
他人ではない。
そうなると、もう感情移入するしかない。
だがしかし、マーダーボットに感情移入とは?
薄暗い窓から見える2両編成の電車と明け方に見えたアンタレスと共に。
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Q : A Night At The kabuki
http://sheknows.exblog.jp/30526355/
2019-10-27T21:54:00+09:00
2019-10-27T21:54:26+09:00
2019-10-27T21:54:26+09:00
sheknows
舞台
出演 松たか子 上川隆也 広瀬すず 志尊淳 橋本さとし 小松和重 伊勢佳世 羽野晶紀 野田秀樹 竹中直人
松たか子って、上手いんだな。声が良い。
そして上川隆也。良い。
前から3列目の見切れる席で首が痛い、と思っていたが
途中から、そんなことはどうでも良くなった。
理屈でない、何かが押し寄せてくる。感情ではない。
名状し難い何か。
あ、開いてしまったなあ。
クィーンの曲を使うって、どういう事なのか全然分かっていなかった。
ロミオとジュリエットを下敷きにするってどういう事か予測できなかった。
使い古された表現しか出来ない自分が呪わしい。
圧倒的で暴力的なまでのイマジネーション。
明確に示さないのに、強く作用する。
野田秀樹作品の弱点は、誰かが言っていたけど、野田秀樹が演出したもの以外はカスって事。
真似がもう決定的に出来ない。
すごいものを観た。
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KAJALLA #3働けど働けど
http://sheknows.exblog.jp/29403126/
2018-03-30T21:02:00+09:00
2018-03-30T21:02:02+09:00
2018-03-30T21:02:02+09:00
sheknows
舞台
ワハハと笑うって。
その事の得難さに気付く。
感情を思い切りねじ伏せて、一定期間過ごしているので
抑制されない笑いが難しく
笑う自分に辿り着くまでに
舞台が始まってから時間がかかった。
しかし、
小林賢太郎の笑いは
トゲトゲしくなく
子供っぽくなりすぎない
ギリギリの所でじんわりあっためてくれる。
ラーメンズの頃とはもはや全く異なるけれど
小林賢太郎の目指すものは
それはそれで
とても素敵。
小籠包を食べながらハイボールで。
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ANCIENT CIVILIZATION OF THE ANDES
http://sheknows.exblog.jp/28299055/
2017-11-20T10:26:00+09:00
2017-11-19T10:58:12+09:00
2017-11-19T10:56:32+09:00
sheknows
日常
古代アンデス文明展2017/10/21〜2018/2/18
国立科学博物館
秋の上野公演は、ピクニックやらランニングやらぶらぶらと歩く人で賑わって
とても平和で穏やかな風景。
古代アンデス文明展は、日本からはなかなかアクセスしにくい南米の古代文明を満遍なく紹介。
スペイン侵略軍に文物としての金を鋳つぶされてしまったため、
ほぼ残っていないとの説明が、頭の中に残っている。
ナイフすら通さない、と言われる緻密な石積みの都市を
現代の都市生活者とは全く異なる基軸で作り上げる文明の
失われた部分に触れてみたくなる、行ってみたくなる展示だった。
先日、人事考課の為の面接で部下に
「私はサイキックなので、パソコンを使用する業務が非常に辛く耐えられない」と訴えられた。
…なるほど、そう言う事もあり得る。
本人がサイキックだと言うなら、そうなのかもしれない。
しかし、サイキックなのとパソコンが嫌いなのと結びつけられると困るな、
それって関係あんのかい?
と聞いて、全く呆れられてしまった。
当然の事であるらしいのだ。
困ったもんだ。
うむう、自分の知っている範囲なんてたかが知れている。
世界の広がりや自分の定規の小ささや歪みを、色々なものや人が教えてくれる。
とはいえ、生息している範疇を広げることって、そう簡単には行かない感じがする。
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ござる乃座 in Kyoto 12th
http://sheknows.exblog.jp/28298664/
2017-11-19T10:08:00+09:00
2017-11-19T10:08:55+09:00
2017-11-19T10:08:55+09:00
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舞台
野村万作
野村萬斎
合柿
真奪
名取川
初めての演目ばかりで楽しく、
美しい舞台の運びが嬉しい。
万作さんは、声も呼吸も辛そうであるが
それでも上品な華やぎを放っていた。
萬斎さんも、たぶん風邪なのか喉が今ひとつ。
だが美しい所作と圧倒的な存在感がつべこべ言う隙を与えない。
狂言だけの公演はコンパクトに感じる。
比較の対象が半日がかりの能の公演はなのであるのが前提ではあるが。
そして、皆さん能楽堂は寒い。
冬のお寺のお堂のようだ。
舞台は引き締まっていたが、観客が緩かった。
携帯電話切れと言われたら切って欲しい。舞台の邪魔になる。
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BLADE RUNNER 2049
http://sheknows.exblog.jp/28243570/
2017-11-12T22:04:00+09:00
2017-11-12T22:05:29+09:00
2017-11-12T22:04:03+09:00
sheknows
映画
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、ロビン・ライト、ジャレット・レト
2017年 アメリカ
その昔、重量感と金属の手触りと埃っぽく薄暗く雨の降り続く中でルトガー・ハウアーの躍動する映画があった。
ブレードランナーというその映画は、
少し先の未来が、明るく軽やかではない事を教えていた。
その後同じようなシークエンスのディストピアを描く映画を見るたび、飲み込んだ重量を反芻していた。
これは、その後日譚なのだろう、ハリソン・フォードも出ているし、「デッカード」で。
ショーン・ヤングのホログラムも出てきたし。
分かり易かった。
説明が親切だった。
普通は美点となるような事が、ただの既視感への転換点となる。
もう、知っている物語であった。
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ON THE MOVE
http://sheknows.exblog.jp/26887299/
2017-08-13T17:45:00+09:00
2017-08-13T17:45:36+09:00
2017-08-13T17:45:36+09:00
sheknows
音楽
深町純の1987年のアルバムの中の曲
この曲が鳴ると、
もうどうしようもなく
思い出して
追体験してしまう
あの
興奮と喝采
なんかの坩堝に入ったようなとっちらかった頭の中。
一緒に来た隣の人に
これを、
したり顔で解説されたくない。
自分の中に膨らんだ何かを
そのままにしておきたい。
このままで居られれば、
あの中に入れるような気がして。
「本日はどうもありがとうございました!」
と、並ぶ顔のあの表情。
おお、
いけね。
夢の遊眠社の舞台でカーテンコールで使われる曲だった。
「僕と演劇と夢の遊眠社」なんて読んじゃったからかな。
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ベターハーフ
http://sheknows.exblog.jp/26871014/
2017-08-06T21:56:00+09:00
2017-08-06T21:56:47+09:00
2017-08-06T21:56:47+09:00
sheknows
舞台
出演:風間俊介、中村中、松井玲奈、片桐仁
サンケイホールブリーゼ 2017年8月6日
客入りの曲が流れてきて
うめきそうになる
うあ…
第三舞台の芝居を見たのはどれくらい前のことだろう…
いわゆる小劇場ブームの頃からどれくらい月日は流れたんだっけ…
鴻上尚史の描き出す恋愛の
トーンも
台詞も
何となく馴染みのある感じがするし
特に何という程の驚きはない。
でも何故か
自分が静かに泣いているのを
後で知ることになるのだ。
片桐仁、素晴らしい。
舞台は観ると何だか訳のわからないものを
持って帰って来てしまうことが時々あって
今回はそういうやつだった。
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LIFE! The Secret Life of Walter Mitty
http://sheknows.exblog.jp/25758485/
2016-07-03T16:56:00+09:00
2016-07-03T16:56:07+09:00
2016-07-03T16:56:07+09:00
sheknows
映画
2013年 アメリカ
監督/出演 ベン・スティラー
原作 ジェームズ・サーバー
出演 ショーン・ペン、シャーリー・マクレーン、クリステン・ウィグ
To see the world,
Things dangerous to come to,
To see behind walls,
To draw closer,
To find each other and to feel.
That is the purpose of life.
世界を見よう
危険でも立ち向かおう
壁の裏側を覗こう
もっと近づこう
もっとお互いを知ろう
そして感じよう
それが人生の目的だから
こんなスローガンで仕事をするなんて
夢のよう。
何と魅力的で、恐ろしく厳しい事か。
ワクワク、ギリギリする。
思っていた内容とは全然違ったけれど、
主人公のウォルター・ミティが空想する日常から
行動をはじめる流れがとてもロマンティックに描かれている。
ロマンティックって、いい。
David BowieのSpace Oddityを聴きながら。
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第19回片山九郎右衛門後援会能
http://sheknows.exblog.jp/25660005/
2016-05-31T22:19:00+09:00
2016-05-31T22:19:36+09:00
2016-05-31T22:19:36+09:00
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能 狂言
墨染桜 片山九郎右衛門善界 観世銕之丞
隠狸 野村萬斎
いや久々の能楽堂。
久々過ぎて実質は、初めてと一緒の事だった。
この年になっても、「初めて」とワクワク出来るのは幸せな事だ。
なんだか、能楽堂は、それ自体が閉じた空間。
お客も「一見さんお断り」の雰囲気。
ハードル高い感じ。
遠慮なく足を踏み入れてみたものの、
お作法が分からず難渋する事はなく、
まんまとどっぷり楽しんだ。
大鼓の亀井広忠
笛の藤田六郎兵衛
小鼓の吉阪一郎
をはじめ、スターぞろいの舞台。
子供の頃にはその良さが全く判らなかった能の世界も
いよいよ、見れば、
意外にも、しんみりとしっとりと馴染む感覚。
緊張と緩和の操りは
落語の世界で重要と桂枝雀が言っていたが、
舞台で演じる芸事全てにおいて言えることだろう。
能楽は緊張感がずーっと続く感じがするが、それはまだ小生が初心者だからかもしれない。
アイ狂言って何かいな、と
思っていたが、そういうことか〜と学習。
いわば、1幕と2幕の「間」の狂言師の登場シーンってことなのだね。
野村萬斎の
舞台を初めて見た。
この人ならではの、キレと華がある。
トータルで5時間にも渡る公演だった。
これって普通なのか。普通なのであれば、普通じゃない。
と、土砂降りの中、帰路に着いたのだった。
あ、異世界に入るみたいな感じがして、
ものすごく楽しかったですよ、全体として。
これぞ非日常です。
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MACBETH
http://sheknows.exblog.jp/25650008/
2016-05-28T20:25:00+09:00
2016-05-28T20:26:15+09:00
2016-05-28T20:25:04+09:00
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映画
マクベス
2015年 イギリス
監督:ジャスティン・カヴィーセル
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、デイヴィッド・シューリス、エリザベス・デビッキ、ショーン・ハリス
本年はシェイクスピア没後400年。
普段から数多の舞台や映画が世界中でシェイクスピアの脚本をそのままやったり、加工されたりしながら上演/上映される。
その中でも、「マクベス」は「ハムレット」、「リア王」と並んで、有名な作品だが、
今回はそれを映画にした訳だ。
この作品の衣装や風景は独特で、カメラワークと相まって寒さや冷たさ、痛み、重み、臭いを感じさせる。
戦場で斬り合い、荒野の城や教会の仄暗い中に立ちまた座る登場人物は奇妙な存在感を示し、
演劇的ではないやり方でマクベスを開いた。
「マクベスを開いた」、とは、おかしな言い回しになってしまうが、そう思った。
シェイクスピアの作品は、どれも
深読みがいくらでも可能だ。
マクベスは、自分ではもはや、どうしようもできない何かに、最後の瞬間は立ち向かったのか、最後まで翻弄されたのか…。
マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤールがとても良い。
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LE DIVORCE
http://sheknows.exblog.jp/25317581/
2016-02-19T12:25:00+09:00
2016-02-19T12:24:56+09:00
2016-02-19T12:24:56+09:00
sheknows
映画
監督:ジェームズ・アイヴォリー
出演:ナオミ・ワッツ、ケイト・ハドソン、メルヴィル・プポー、グレン・クローズ、ロマン・デュリス
一応はラブコメディなのだろうと思うが、
何だろう・・・迷走している感じ。
多くの魅力的な筈の出演者にアメリカ人とフランス人の記号的な表現に恋愛を絡めて描いたものは
まあ、とっちらかっている。
この監督、「日の名残り」が良かったのは、原作が良かったからか。
何よりフランスの政治家色男が全然、色男に見えないのに困った。
然れども、とっちらかった無茶苦茶さが魅力になる所には到達せず、
美しくデコパージュされる訳でもなく、
鬱々と積み上げられて埃が光の一筋を魅せる訳でもなく、
何だか安易。
真っ赤なクロコのケリーバッグが空をひらひら飛ぶあの感じが、答えだな。
インフルエンザで自宅蟄居を命じられており、
暇すぎて観たが、あかんかった。
嗚呼
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インフルエンザ
http://sheknows.exblog.jp/25307641/
2016-02-16T18:52:00+09:00
2016-02-16T18:52:09+09:00
2016-02-16T18:52:09+09:00
sheknows
日常
完全にやられた、という状態になっていない…と思う。
しかし、昨日フラフラ帰宅し、
朝まで何度も目を開いてしまい、
寝るのが辛い感覚を味わう。
うむ、二日酔いか?
確かにワインがぶ飲みしたけど
それほどでもない筈。
ふと、熱を測ってみると
38.2度
あ〜あ。
インフルエンザA型と診断されました。
しんどい。
はよ体内の戦い終わらへんかな。
お粥美味しい。
りんご美味しい。
紅茶美味しい。
アイス美味しい。
しみじみしたもの食べて寝る。
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次はどこへ?
http://sheknows.exblog.jp/25228806/
2016-01-26T20:59:00+09:00
2016-01-26T20:58:40+09:00
2016-01-26T20:58:40+09:00
sheknows
旅行
身近なところでも、面白いということが、やっとわかってきた。例え、観光客だらけの雷門でも。芋羊羹食べたりしながらブラブラするのが意外なほど楽しかった。
さて、今度はどこへ行こうかな。そうは言っても候補はマカオ、ロンドン、ローマ、ウズベキスタン、メキシコ、ベルギー…うーむ。ロンドンに行って観たい舞台がある。
ローマのコロッセオに行きたい。
マカオでエッグタルト食べたい。
ウズベキスタンでスム紙幣に辟易したい。
メキシコの死者の日のパレードを見たい。
ベルギーに行ってコッペンベルグに登りたい。
なーんか、こうやって書くとバカっぽいが、
旅行ってそんなもんで良い。
で、どこ行こうかな。
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