阿修羅城の瞳

阿修羅城の瞳
監督:滝田洋二郎
出演:市川染五郎、宮沢りえ、樋口可南子、小日向文世、渡部篤郎、内藤剛志
2005年 日本

少し前、扇町ミュージアムスクウェアという場所があって、妖しの人々が集っていた。非日常へと入り込む、入り口の一つ。怖いもの見たさで、純真な我が輩は時折そこを訪れた。狭い桟敷席に恐怖のかけ声と共に詰め込まれ、お尻の痛さも忘れて、芝居に見入っていた。
そこで観た劇団☆新感線は荒唐無稽で大袈裟なキャラクターが登場する。激しい音楽(それは多分ヘヴィメタルというものだった)や、飛び道具のような台詞。一体この狭い小屋のどこにそんな仕掛けを、と思う程のケレン。危険なアドリブの応酬。
どれもこれもが面白く、観客としてそこにいる事自体が快楽なのである。
美しい劇場でゆったりシートで芝居を観るのも好きだが、
「芝居小屋」の雰囲気は、それだけで、ワクワクするものだ。

そんな芝居を作り続ける劇団☆新感線の舞台の映画化。

えええっと。
舞台で観たら、多分、良かったのだと思う。
少なくとも映画館で観れば、…いや、映画館で観る程でも…。

市川染五郎の仕草はさすがにきれいであった。
宮沢りえはチトこの役には迫力不足。線が細すぎる、動きがぎこちない。この手の脚本にはあまり向かない気がする。
樋口可南子はきれいなのだが、なぜか芝居が下手だといつも思う。

まあ、しかし、炬燵でみかん…じゃなくてビール片手にノンビリ観るには良いかもしれない。
[PR]
by sheknows | 2005-12-20 17:37

珈琲も紅茶もお茶もお酒も好き


by sheknows