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The Three Burials of MELQUIADES ESTRADA

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬c0032580_21909.gifc0032580_2192546.gifc0032580_2110214.gif
監督・主演:トミー・リー・ジョーンズ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:バリー・ペッパー、ドワイヨ・ヨーカム、ジャニュアリー・ジョーンズ、メリッサ・レオ、フリオ・セサール・セディージョ
2005年 アメリカ・フランス

浮気度テストとやら、
我が輩はあまり関係ないが
ちょっとやってみた。

すると、細々した解説で
「あなたには『誠実さ』というのはどうやら存在しないようです」。
と、言われてしまった。
お、おのれ〜!

当たっているではないか〜。か〜か〜か〜〜ぁ。


そんな我が輩には
このフィルムが似合う。
…。

ええぃ、似合うったら似合うのだ。
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太陽が照りつける荒野を馬で行く、3人の男。
そしてその傍らで醒めている女達。

余計な事は口にせず、義理と人情で出来ている人間は生き難い。
存在感が有り過ぎるが故に、人の中に埋もれる事が出来ない。
群れから離れているしかない。

カメラ、音楽の素晴らしきことこの上無し。
国境を越えた所の酒場のシーンが大層気に入った。
何もかもが過不足無し。

良い酒を心ゆくまで。
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by sheknows | 2006-04-30 21:16

Spanglish

スパングリッシュ
太陽の国から来たママのこと

監督・脚本・製作:ジェームズ・L・ブルックス
出演:アダム・サンドラー・ティア・レオーニ、パズ・ヴェガ、クロリス・リーチマン
2004年 アメリカ

言葉の通じない相手とのコミュニケーション。
喜怒哀楽、不味い、美味い、駄目、良い、
といった、単純なメッセージは
伝える事が出来て、
こちらにも伝わって来る。
それが楽しくて、嬉しいのだが、
しかし、
それだけでは満足できなくなる時が来る。
複雑な話や
抽象的な話になると、
お手上げなのだ。
簡単な言葉で説明出来ず、胸の中に溜まって行く想いを伝えられないもどかしさがつのる。
上手く言葉で表現出来ないから、
感じていないように、若しくは、考えていないように見えてしまう、
相手の云いたい事が分からない、
苛立ちがつのる。

そのような狭間。
結局はどちらの言葉でコミュニケーションするのか、
それすらも、そう簡単には決められないのだが。

これは、
メキシコからL.A.へやって来た母娘の話。
愛情深く、頑固で、素敵なメキシコ人の母親フロールはスペイン語しか分からない。
その娘は、英語、スペイン語が使い分け出来る。
フロールがオーナーシェフの家にハウスキーパーとして雇われた所から話は始まる。

パズ・ヴェガ…ペネロペ・クルスに似ている。
ティア・レオーニ、こんな人…嫌だな〜、と思わせる役を的確に演じる。
そして、アダム・サンドラー。云いたい事をぐっと堪えてしまう心優しい男、裏返せば優柔不断な男なのだが、魅力的に見えるのは彼が演じるが故か?

最高の料理は、最良の武器。でもある。
さて、と、
いそいそ、キッチンへ。
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by sheknows | 2006-04-28 07:22

Somewhere in Time

ある日どこかで
監督:ヤノット・シュワルツ
出演:クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア、テレサ・ライト、スーザン・フレンチ
1980年 アメリカ

一目惚れ、って
あるんだろうか?
しかも、
お互いに。

うむ、
まあ、あるんでしょうな。
多分。

では、
ポートレイトに魅せられる、のは?

「写真の素晴らしさ」に魅入る事はあっても、
被写体そのものに、どうしても会いたくなるような感覚を持った事はないが、
普通は、
何度も何度も繰り返し、
同じ写真を、同じ姿を
観ていたら自然と写真の世界に入り込む事が出来るようになる。

…のかもしれない。

前振りがとても長いこのフィルム、興行的には大失敗だったようだが、
妙な魅力で熱狂的なファンを持つ。

脱スーパーマンを目指していたクリストファー・リーヴ、ポンパドゥール姿が美しいジェーン・シーモア。そして、威厳たっぷりのクリストファー・プラマー。

ラフマニノフのラプソディを聴きながら、午後のお茶を。
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by sheknows | 2006-04-23 20:33

THE LIBERTINE

リバティーンc0032580_21152038.jpg
監督:ローレンス・ダンモア
出演:ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ、ロザムンド・パイク、トム・ホランダー
2004年 イギリス

当世を風靡する。
弱さとその意地で。
「何の役に立つか」という事に無関心を貫くというのは、
案外、難しいものなのだ。

17世紀のイギリス。ロチェスター伯爵は国王より外交上重要な意味を持つ場で上演する戯曲を依頼される。しかし、それは余りにも…。
天に唾を吐く、吐き続けるロチェスター伯爵の行く末をとくと観よ。
自分の意志で自覚的に選び続ける人間に、運命は苛酷である。

画面は薄暗く、体臭が立ち上って来るような画面
色合いと光線が美しい。
イギリス映画独特のヒンヤリした感じに
マイケル・ナイマンの音楽。

ジョニー・デップの耽美的映像を堪能、
できる訳ではないので、念のため。

赤ワインを飲みながら。
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by sheknows | 2006-04-22 19:25 | 映画

crash

クラッシュc0032580_23423744.jpg
監督・脚本・製作:ポール・ハギス
出演:サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ジェニファー・エスポジト、ウィリアム・フィットナー、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード、クリス”リュダクリス”ブリッジス、サンディ・ニュートン
2005年 アメリカ

他人への恐怖。
例えば、あなたの隣人が、昨日銃を買っていたら。
例えば、あなたの上司が、酷く差別的な発言をしたら。
例えば、あなたが警官に、自尊心を踏みにじられたら。

隙があれば銃で襲われ、
頑迷な偏見に苛まれる。

これほどに、苛酷な日々を意識しないように、生きている。
はっきりと不信を抱いて。

棘の傷は深く、
身の内をも傷つける。

冷えきった身体に、少しの暖かさを。
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by sheknows | 2006-04-16 23:36

Ascenceur pour l'échafaud

死刑台のエレベーターc0032580_10103111.gif
監督:ルイ・マル
音楽:マイルス・デイビス
出演:モーリス・ロネ、ジャンヌ・モロー、リノ・ヴァンチュラ
1957年 フランス

引越は苦手だが、とても「気分転換」に良い。
意外に大きく自分の固定的、膠着的であった生活を強制的に変更する訳だ。
「こうしか出来ない」と思っていた事を
簡単に覆せる。
ああでもない、こうでもない、と考えているうちに、
自分に取って重要な事とそうでない事が大体見えてくる。

でも、色々考えて時間が経過すればするほど、
小生の場合はある種の情熱が失われてしまう。

だから、焦らず素早く。

都会から、遠く離れて
観る「死刑台のエレベーター」。
街の中で起こる事とその空虚は、今も変わらない。
ジャンヌ・モローの不平そうな口元と冷酷な眼差しが素敵なのだ。

しっかりした赤のワインとチーズはバラカで。
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by sheknows | 2006-04-16 10:14

あたたかい飲み物

春だというのに、桜が咲いているのに、寒いのである。
小生はセーターを着ている。
まあ、この寒さも一段落すれば、ゴールデンウィークには、もう半袖だもんね、と思うのだ。
だから、
引越の時に綺麗にして仕舞った暖房器具は、出来れば出したくないのである。
折角綺麗にクリーニングしたセーターもあれこれ引っ張り出したくないのである。
願わくば、雹が降ったり
本格的に風邪を引いたりすることなく、
寒さは終了して、
このまま暖かくなっていって欲しいのだ。

は〜。
…。
冷えるな〜。

こんな時には、あたたかい飲み物。
珈琲ならカフェ・オレ
紅茶ならチャイを。
砂糖も入れて。

さて、小生は、クローヴを入れてホットワイン、ホットワイン。
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by sheknows | 2006-04-11 21:49 | 美味しいもの

春、である。
桜が咲いたら、と心待ちにした景色が、今、目の前に広がる。
満開の桜並木を
入学式の親子、
何故かすぐに分かってしまう、フレッシュマン達、
犬の散歩の人々、
観光客、
それとなく目配せし合う学生の集団、
それぞれに、
何となく、楽しそうであり、嬉しそうな雰囲気を漂わせて通って行く。

小生はベンチに掛けて
ぼんやりそれをちょっと遠くから眺める。
近くに寄ると、花粉が辛い。
花見の宴に参入したいのは山々だが、
クシャミと鼻水が止まらなくなる為、
止むなく断念である。

ま、花より団子というではないか、
本日はみたらし団子とほうじ茶で、
のんびり。



のんびり。

そうしたいのは、山々だが、
発作的に引越をする事にしたため、
荷造り三昧、掃除三昧。
花見どころではなくなってしまった。

恨めしきは増殖する物品。
エントロピー増大の法則の証明でもある。
あ〜、参った参った。
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by sheknows | 2006-04-09 19:18 | ロードレース

THE ENGLISH PATIENT

イングリッシュ・ペイシェント
原作:マイケル・オランダーチェ
監督:アンソニー・ミンゲラ
出演:レイフ・ファインズ、ジュリエット・ビノシュ、クリスティン・スコット・トーマス、ウィレム・デフォー、コリン・ファース
1996年 アメリカ

「イギリス人の患者」と呼ばれ全身を火傷した男と看護師の会話。
浮かび上がるのは、
恋愛はその中心にいる二人にだけ、
甘美である、という事。

アルマシー公爵とキャサリンが出会ったのは、第二次世界大戦下の北アフリカ。
非日常の状況下で
二人で出来上がる世界は
排他的で
傲慢。
そうであればあるほど、
二人の陶酔と周りの振幅も強いのだが。

美しく情緒的な映像と音楽。
二時間を越える長編ゆえか、一般的な評判は良くない。
原作はブッカー賞受賞で、良いらしいが小生は読んでいない。

レイフ・ファインズはともかく、
クリスティン・スコット・トーマスが強さと儚さを併せ持つ魅力的なキャラクター。

どうにもなりはしない想いを消化出来ずに途方に暮れた事があるなら、是非。
コニャック片手に。
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by sheknows | 2006-04-04 05:20


珈琲も紅茶もお茶も好き


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