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SIDE WALKS of NEW YORK

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク
脚本・監督・出演:エドワード・バーンズ
出演:ロザリオ・ドーソン、デニス・ファリーナ、ヘザー・グラハム、デヴィッド・クラムホルツ、ブリタニー・マーフィー、スタンリー・トゥッキ
2001年 アメリカ

低予算・短時間で撮られた、複数の登場人物による男女関係を描いたコメディ(…多分)。
やりたいように自由に撮る為の選択であり、チャレンジングな映画製作だったようだが、それはそれ。ロケ地の決定や手持ちカメラの使用や何から何まで「節約するにはどうしたらいいか?」と工夫したようだが、それは、それ。
映画が面白ければ、それで良いのだ。

登場人物への直接のインタビューを挟み込む事で、複雑になりがちな背景や流れを素早く分かり易くしてある。「親密度」が高い。
ブリタニー・マーフィーがともかく可愛いのだ。

ビールと揚げた芋をかたわらに、くつろいでどうぞ。
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by sheknows | 2005-07-31 11:36

STAR WARS EPISODE3 REVENGE OF THE SITH

スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
監督・製作・総指揮:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、クリストファー・リー、サミュエル・L・ジャクソン、
2005年 アメリカ

こういう映画は高品質な画面と大音量の元で観るのが正解。
なんたってスターウォーズである。
しかも、これでもう新しい「スターウォーズ」を観る事は無いのである。

冒頭のタイトル、あの音楽が鳴り響く時、嬉しくなる。
映画を初めて観た子供の頃のワクワク感が蘇るのだ。
小生にとっては、それだけで値打ちがあり、それが全てなのだ。
そうだ、この映画を観るのは、
花火大会でとても大きな打ち上げ花火を観るような
何とも言えないときめく気持と
花火の光が消えて闇が戻った時の、
「あ〜、終わった…」と胸の内に広がる寂寞感に、
似ている気がする。

物語の流れとしては真ん中に当たる、エピソード3を最後の公開としたのも成る程と頷けるドラマ性の高さ。ここで、今まで謎だった事が全て明らかになる。
何故アナキン・スカイウォーカーはダース・ベイダーになったのか、
何故ダース・ベイダーはあのマスクを被っているのか、
何故ルークとレイアは別々に育てられたのか…。

折角ですから、観て下さい。映画館で。
ストーリー知らない?他のシリーズ観ていない?
あ〜、もしそうであれば、多分公開された順番に予習をしてから、どうぞ。
その方が楽しめます。

それにしても最初のエピソード4公開から30年近くが経過しているのですが、
その間に色々な事がありましたね〜。
何故かしみじみと噛み締めております。
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by sheknows | 2005-07-29 23:27

the Others

アザーズ
監督・音楽:アレハンドロ・アメナーバル
出演:ニコール・キッドマン、フィオナ・フラナガン、クリストファー・エクルストン、アラキナ・マン、ジェームズ・ベントレー、エリック・サイクス
2001年 アメリカ・スペイン・フランス

霧深いイギリスの孤島、広い屋敷には訪れる人も無く、光アレルギーの子供二人と戦場から戻らぬ夫を待つグレース。子供たちの為にカーテンを閉め切り、鍵をかけ、ラジオも電話も無い所で生活する彼らの元に、ある日3人の奉公人がやってくる。
そして、その日を境に、不可思議な事が起こり始める。

「オープン・ユア・アイズ」「テシス」のスペインの俊英アレハンドロ・アメナーバルが自ら音楽も担当し、作り上げたのはゴシック・ホラー。
「レベッカ」の女中に似た雰囲気の登場人物に不安をかき立てられ、ヒッチコック作品の美女を彷彿とさせる頑に何かを拒むニコール・キッドマンの姿に異様さを感じ取るあなたに、ランプの明かりに照らされた映像が湿気を多く含んだヒンヤリした空気を運んで来る。

如何にニコール・キッドマンと云えども、達者な子役には喰われる。

夏の暑い夜を少しばかり涼しく。
心のクーラーになる、かも知れない。
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by sheknows | 2005-07-28 00:15

OTAC N'A SLUZBENOM PUTU

パパは出張中!
監督:エミール・クストリッツァ
出演:モレノ・デバルトリ、ミキ・マノイロヴィッチ、ミリャーナ・カラノヴィッチ
1985年 ユーゴスラビア

1950年代のユーゴスラビアが舞台、と言っても、小生は東欧のややこしい歴史がよく分からない。チトーによるソ連とは異なる独自の社会主義国家を目指して強力な支配体制が敷かれていたようである。
その中で育って行く子供の眼を通して大人たちの混乱した人間関係や感情の起伏を描く。
愛人の何気ない一言が密告となり、逮捕された父親の事を「出張に行っている」と説明する母親。父親が「出張」になった事を境に、寝ぼけてどこまでも歩いて行ってしまうマリック少年。

1985年のカンヌ映画祭グランプリ受賞作品。
エミール・クストリッツァ監督は「アンダーグラウンド」で知られる。自らもバンドを持っており、ヨーロッパをライブで廻る事もある。音楽のセンスが独特で、混沌の描き方も独自のもの。
妙な力強さ、パワーと愚かさを受け入れる眼差しはいつも変わらず、魅力的である。

父親役を演じるミキ・マノイロヴィッチ、「アンダーグラウンド」にも出演しているが、一度観たら忘れられない存在感と風貌。
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by sheknows | 2005-07-27 00:35

FLATLINERS

フラットライナーズ
監督:ジョエル・シューマカー
出演:キーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィン、オリバー・プラット
1990年 アメリカ

死後の世界に興味を持った5人の医学生が自分自身を実験台に心停止から蘇生を経ての臨死体験を試みる。死後の世界を覗いた後、不思議な現象に教われる彼ら。過去の罪から許される日は来るのか?

普通、死後の世界が描かれるとき、そこには
お花畑だの、美しい光だの、美しい声だの、観た事もないような虹だの、様々な麗しいものが描き出される。
しかし、本当はそうではなくて、子供の頃にやらかした、取り返しのつかない失敗・過ちを、まず、くぐり抜けねばならないとしたら?随分とヘビーな話しだ。
で、あなたなら…?

ほほほ、思い当たる事が沢山ある人は、困りますね。
どうするんでしょうね、いつまでたっても麗しの花園には到達出来ない仕組みなんでしょうか?
ふ〜む。

キーファー・サザーランドが若い。我侭なおぼっちゃん的外見にマッチした役で、主演。
他も豪華なキャスティング。
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by sheknows | 2005-07-25 20:33

TWELFTH NIGHT

十二夜
監督:トレバー・ナン
出演:ヘレナ・ボナム・カーター、リチャード・E・グラント、ナイジェル・ホーソーン、ベン・キングスレー、メル・スミス、イメルダ・スタントン、トビー・スティーブンス、イモジェン・スタッブス
1996年 イギリス

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身の演出家:トレバー・ナンが監督して映画化。出演者もRSC出身者がズラリと並ぶ。舞台的発音・発声ではないが、それぞれ流石の台詞回し。
時代設定や道化役の扱いをいじってあるが、本格シェイクスピア劇の香り高いフィルムである。

イモジェン・スタッブス制服付け髭も可愛すぎて、男には見えないだろ、と思うのだが、まあ、いいか。中性的な魅力というか、可愛くて健気なヴァイオレットであった。
ヘレナ・ボナム・カーターは、コスチュームプレイの中で微妙な「当世的キャラクター」を演じると素晴らしい。
他の出演者もそれぞれ豪華に主役級。
楽しそうにシェイクスピアの世界で遊んでいる感じがする。

双子の兄妹が難破して生き別れ、元々そっくりな二人だったが、妹のヴァイオレットが男装する事で起こる混乱を軸にしたシェイクスピアの代表的な喜劇。

難しく考える必要もないし、
構えなくても大丈夫。
シェイクスピアを読んだ事が無くても、問題ない。
シェイクスピアものというだけで敷居が高いと感じるかもしれないが、入ってみると芳醇で深みのある、人の心を捕らえる台詞がオンパレードの「シェイクスピアの園」への入り口として、申し分無し。
どうぞ、ご遠慮なさらずに。
お入り下さい、お入りください…。
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by sheknows | 2005-07-24 13:44 | 映画

PUSHING TIN

狂っちゃいないぜ
監督:マイク・ニューエル
出演:ジョン・キューザック、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェット、アンジェリーナ・ジョリー
2000年 アメリカ

飛行機に乗ってどこかへ行く、という事が、日常とかけ離れる事を意味する小生にとって、それは一種の逃避である。パスポートを出す辺りから自分の何もかもがニュートラルになるような感じがいつもする。日本人である事から、いつもの仕事から、周りの人々から、…日常から、ニュートラルに入る。(知らない国に到着してから後はローギアで非常に消耗するのだが、それはまた別の話しである。)一旦解放される、その快感を味わう。

なので、飛行機に乗って出かけるのは、面倒だが、好きなのだ。

しかし、この映画を観て、「しばし待たれい!」と言われているような気がした。
知らぬが仏、なのである…。

NYの管制塔で働く人々のストレスに満ちた仕事ぶりはこの映画の描写が正確かどうかを勘案しても、想像を絶する。その主人公ニックにジョン・キューザック、ニックの妻はケイト・ブランシェット、ニックのライバルにビリー・ボブ・ソーントン、その妻がアンジェリーナ・ジョリー。
ケイト・ブランシェットが前髪をおろしている姿はあまり観た事がなかったが、綺麗ですね、この人は。
アンジェリーナ・ジョリーのセクシーさにはくらくらする。が、当時のパートナーと真剣にいちゃついている姿に別の意味でくらくら…。
仕事場の仲間の話しなのかと思って見出したら、結局、メロドラマと化す不可思議な脚本。
この邦題はいけませんね…。
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by sheknows | 2005-07-23 00:18

EL ESPIONAZO DEL DIABLO

デビルズ・バックボーン
監督:ギジェルモ・デル・トロ
出演:エドゥアルド・ノリエガ、マリサ・パレデス、フェデリコ・ルッピ
2001年 スペイン

スペイン内戦下の孤児院に、新入りの少年カルロスがやって来た。
その孤児院の中庭に、不発弾が突き刺さっている。
到着後間もなく、カルロスは、不思議な声を聞き、不思議な姿を見る。あれは一体誰なのか?

エドゥアルド・ノリエガが怖い。甘いマスクで偏った、怖い人を演じている。
少年の幽霊の姿は、当初の絵コンテから決まっていたようだ。

暑くて乾いた気候の人里離れた孤児院という閉じられた空間。
怖いのは死んだ人間より生きている人間だ、という事と、少年たちの成長を描く。
ホラー度は低く、フイにびっくりさせるような事は無い。
シチュエーションのせいか、バッド・エデュケーションを思い出してしまった。

夏は幽霊が出て来る映画観ないとね。
今日のビールはオーストラリアのフォスターズ。
つまみもオーストラリアっぽいものを考えようとしたが、これだけ暑いと、もういい加減めんどうになり、結局冷や奴にする。
美味い豆腐だったので、ビールの事を忘れてずんずん食べてしまい、つまみにならず…。
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by sheknows | 2005-07-22 05:05

TIGERLAND

タイガーランド
監督:ジョエル・シューマカー
出演:コリン・ファレル、マシュー・デイヴィス、クリフトン・コリンズJr、コール・ハウザー
2001年 アメリカ

ベトナム戦争末期のアメリカ、ルイジアナ州。ここで徴兵された新兵は苛酷なトレーニングを受け、戦場へ送り込まれる。最後の一週間は「アメリカのベトナム」と呼ばれるタイガーランドで実戦を模した訓練を受ける。
ボズは、戦場へ送り込まれるのが嫌で上官に反抗、営倉送りに何度もなって、基本訓練から先に進まない。しかし、彼自身の戦闘能力は抜群なのだった…。

ジョエル・シューマカーといえば、娯楽映画を無難に撮る監督として知られている。
が、このフィルムでは「ドグマ95」に参加し、16ミリフィルムを使ったり、フィルムを裏返したり、漂白して、自然光で、スタント無しでの撮影。
撮影期間は約一ヶ月と短く、若手の俳優を多用し、音楽が「感動的に」流れ続ける事もない。

コリン・ファレルがとてもいい。細かい表情の演技に引きつけられる。「コリンを発見したのは私だ!」とジョエル・シューマカーは鼻高々だが、この主役抜擢を経て再度キャスティングしたのが「フォーン・ブース」である。

大作ではないし、娯楽作でもない、捻りも何もない。
ずっしり見応えがある映画が好きな方には物足りないかもしれない。
けれど、まあ、ご覧下さいな。いい映画でした。
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by sheknows | 2005-07-21 10:08

M*A*S*H

M★A★S★H
監督:ロバート・アルトマン
出演:ドナルド・サザーランド、エリオット・グールド、トム・スケリット、サリー・ケラーマン、ロバート・デュバル
1970年 アメリカ

朝鮮戦争の前線に近い野戦病院の外科医たち。不埒で反権威主義、精神年齢10歳程度の徹底的な悪ふざけをするかと思うと、当たり前のように相手に助けの手を差し伸べる。
戦争の狂気から身を守るには、こういうセンスを持っていないと無理なんだ、とロバート・アルトマンは言う。

自殺のすすめを説く主題歌然り、「最後の晩餐」シーン然り、ブラックな笑いをちりばめて、同時に複数の人間が喋り、どのシーンを観ても整然としていないアンサンブルが素晴らしい。

ドナルド・サザーランドとエリオット・グールドの二人はロバート・アルトマンをクレイジーだと監督から外そうとし、「スターぶって」他のキャストと混じる事無く過ごしたらしいが、そんな気まずい雰囲気すら、映画作りに利用したアルトマンのしたたかさの勝ちなのだろう。

こんな映画をよく撮ったもんだ。
ロバート・アルトマンのフィルムの中で最も彼の魔術が効いている。
1970年のカンヌ映画祭パルムドールを受賞。
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by sheknows | 2005-07-20 01:13


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