カテゴリ:ロードレース( 100 )

ツール・ド・フランス 2010 stage18〜20

あづい。
一昨日雲ヶ畑3本。楽々ギア、アウター50回転、30:90インターバルを行った。
昨日は久々に110キロで花背峠、北と南の持越峠を巡ってきた。
花背はいわずもがな、辛いね、やたらと車が走っているし。
北の持越峠は、誰も通らない山道で、最後の最後に斜度がぐぐっと上がるしんどさがある。
南の持越峠は、帰宅直前。茹だった頭に水をぶっかけてグラニーギアで朦朧と登るのみ。
いつもは付けないサドルバッグ使用で、金具が当たって内股の皮膚がベロリとめくれてしまった。
水分を取り続けて走る。ボトル2本でもすぐなくなってしまう。
おまけに稲花粉のアレルギーがあるので、田圃周辺は辛いね。

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stage18
「今日も、行くよ〜ん」てな軽い感じで手を振り回すカヴェンディッシュ。
何の話をしている時にあのようなリアクションになるのか、不思議である。

4人の逃げはブレシェル、ピノー、オス、ヴォグルナール。脚も揃って高速逃げとなる。
が、集団はランプレやらHTCやらが引っぱり、
アワヨクバ、の目論みもゴール13キロで3人、4キロで最後の一人を飲み込んだ。
スプリントだ、スプリント。
しかもレンショーが居ないカヴェンディッシュはどうやって勝つ気なのか。

300メートル近い優雅にも見えるロングスプリントを仕掛けたペタッキを
リードアウト無しのカヴェンディッシュが引きはがす。
ゴールラインでは後ろを振り返る余裕すらある。
ついこの間ポディウムで大粒の涙を流した同じ人物なのだが…。
分かりやすいなあ。
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stage19
タイムトライアルの放送が始まる以前に大本命はゴールしてしまっていた。
ファビアン・カンチェラーラ、
常に勝たねばならない、勝って普通、
というプレッシャーは世界王者といえども重いだろうが、
しかし、勝つ。勝つのだ、彼は。
あのヘルメットがかっこ良く見えてしまう位、
本当は驚異的な事なのだが彼が勝っても驚きはしない。
タイム的に肉薄できたのはトニー・マルティンのみ。
あとは向かい風が出て来たせいもあって1分以上差がついている。

アンディのタイムトライアルは今までになく素晴らしい走り。
後半崩れたのは、残念だった。
しかし、元々そんなにないパワーを振り絞ったような走りで
一時マイヨジョーヌを脅かした。
ゴール後、雛を守って来たカンチェラーラが、雛であるアンディを出迎えていた。

コンタドールは、眠れない夜を過ごしたためか、
昨年のような切れのある走りは見せられなかった。
必死に何かに耐えているように見えた。
ゴールラインを越えても尚踏み込んでいるほど、余裕が無かった。
ヴィノクロフの出迎えに、泣き崩れるコンタドール。
ありゃ〜、コンタドールは鉄面皮であって欲しかったのだが。
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stage20
あまりの距離の短さに何となく物足りない感じがせんでもない。
仲良くおしゃべりしながら走る集団も
せわしなくシャンゼリゼに突入するため、ふざけるのも程々な感じ。
で、エラいかっこええジャージ着てるやんけと思ったレディオ・シャックが
事前にジャージ変更について協議をしていなかったらしく、
元のジャージに着替えないと失格にする、と言われて
渋々(ほんまに渋々)道ばたで召し替え。
うむ〜、根回しって大事。

曇り空のシャンゼリゼに集団がドーッと流れ込む。
あの瞬間の美しさ。
大通りにエネルギーが満ちあふれる。

逃げを吸収して最後のスプリントは
やはりカヴェンディッシュ。
誰もが言う事だが、あの加速はずば抜けている。
しかし、あんなに勝っているのに、マイヨ・ヴェールは手に入らない。
フースホフトと交替しながら着用していた緑のジャージは最終的にペタッキの元に。

んで、メンショフが全く目立たないまま総合3位。
3位で目立たないというのは、特殊技能、世間一般で言われるステルス、インヴィジブル効果によるものと思われる。

アンディ・シュレックに欠けるものは、何だろうか。マイヨ・ブランは今年で卒業する。
エターナルセカンドに甘んじるつもりは無いだろうが、
何気なく失礼な事を言う特技と共に、ここぞという時に相手の息の根を止める事ができないメンタリティはそうそう修正出来ない気がする。
とはいえ、マイヨ・ジョーヌを恨めしげに見る彼が来年どうなっているか、今から楽しみである。
新チームも作るらしいし。

コンタドール、いつでもどこでも辛くても平気な何と言うか孤独なチャンピオンだった彼は今年、チームに助けられた。一度もステージ優勝をしないマイヨ・ジョーヌ。
山岳での圧倒的な走りが今年は全く見られなかったのが残念。
でも、優勝なのだ。

今年を最後にツールから去るアームストロング。
サバサバした表情であった。
アームストロング王朝は既に過去のものとなったのを
割と早い段階で悟ったからか?
落車に巻き込まれ、パンクして、首を横に振るアームストロングは衝撃的であった。
Old soldiers never die. They just fade away.
〜fin〜

今年の放送は副音声も結構活躍。
レースの話より自分の話がしたい人がしゃべりにくるとちょっとしんどい。
同じ実況でも日によって出来が違うのが如実だったりした。
何で、こんなに実況/解説にブツクサ言うのかというと、多分、
直接契約して見ているが故の、あきらめの悪さ、が原因だ。

全然盛り上がらなかったプレゼンテーション…が大昔に思える長い戦い。
長い長い戦いだった。

と、既に夏が終わったかのような錯覚に陥るが、
あづいぞ、まだ。
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by sheknows | 2010-08-02 09:25 | ロードレース

ツール・ド・フランス 2010 stage17

6時間に渡る中継。
観る方もたいがいですわ。

しかし、このクイーンステージは実に見応えがあった。

逃げ集団が出来て、集団が容認した後、
ゴールドのサミュエル・サンチェスが転倒したため
スピードを落とした集団から、
カルロス・サストレが飛び出した。

サストレは、何と言うか、感情移入しにくい選手だねぃ。
面白くない所が面白い、としか…。
中途半端な追走位置となり、結局吸収されてしまったが、
その時には既に100キロを独走していた。
最後の登りでトップ集団に残る力はもうなかった。

ツールマレーに入ってからのサクソバンクの曵きの凄まじさ。
これだ、これを我が輩は待っていたのだ。
ヴィノクロフを引きちぎり、
ナヴァーロを蹴落としてスピードアップし続け、
ついに発進した白い騎士は、
マイヨジョーヌとの一騎打ちに。

しびれる戦いだった。
にらみを利かせながら、走るアンディと、
それをかわしながら、付き続けるコンタドール。

ステージは取ったが、8秒は取り戻せなかったアンディ。
もう方法はない、気がするけど、…わからん。
最後まで安心してノンビリ観戦っちゅうわけには行かないようだ。

カンチェラーラ、げっそり顔がやせているが、体調悪いんやろな、何の情報も無いが。
切れがないもんなー、表情も暗いし。
一方、ツールマレーをウィリーでゴールしたマキュアンはご機嫌が宜しいようで。
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by sheknows | 2010-07-23 21:32 | ロードレース

ツール・ド・フランス 2010 stage16

血みどろの復讐劇の幕開けを期待した我が輩は
思いっきり肩すかしを喰った。

レース中に仲直りすんじゃねぃ。
バカバカしい。
ちょっとは、仲悪くして盛り上げろよ…。

で、サクソバ〜ンク諸君、何処へ消えたんだ。
消えたの早すぎないか?
落車したフォイクトを守ってるんか?

そんな事より、
アームストロングのアタック。
逃げ集団にランスが乗った。
最後のステージ優勝のチャンスを、どう走るのか。
モローと、もうあかんわ、とボヤキながら逃げているとは思わなかったが、
最後のスプリントまで踏み込んでいた。

フェドリゴが勝って、ブイグテレコムは結構賞金ゲットしているな。

実況/中継チームも良い感じだったわい。

ああ、しかし、ツールの画面の向こう側も暑そうだが、
こっちも暑い。
ボトル2本持って本日40分の登りを終えて下っている最中、なんと!
現金持参を忘れた事に気がついた。

…、もう水が無い。
暑いぞ。暑いってもんじゃない。
どうすんだい、オレ。
熱中症、熱中症〜と歌っている場合じゃない。
湧き水地点まであと峠2つ。
無理やろ…。

と、いうわけで、帰宅した時点で頭はガンガンでした。
皆様もお気をつけ下さい。
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by sheknows | 2010-07-22 21:32 | ロードレース

ツール・ド・フランス 2010 stage15

相当ショッキングなステージだった。
その瞬間、血が沸いた。
アンディ・シュレックが叫んでいた。
頭に血が上って、なかなか寝付けなかった。

冷静になってから再度レースを見直した。

まあ、勝負なので、そういうもんだよな、という理解と
確かに貫禄とか人格に返されるとキツい話だ、という思いはあれど、
しかし、どう勘案してもみっともない感じが拭えない。

怒りの下りアタック中のアンディは、鬼神が乗り移ったかのような走りだった。

で、このステージ、唯一の救いは、ヴォクレールの逃げ切り優勝。
マイヨジョーヌを来てニョロニョロ走って全世界に拍手を浴びたあの少年も
今や立派なチームリーダー。
しかも今年は、フランスナショナルチャンピオンジャージだ。
ニョロニョロしたダンシングは今もって変わらず、あまり速く見えない走りでステージを取った。

しかし、サクソバンク、山でのサポートが不足だな。
どう見てもアスタナの方が3週目は有利に立っている。
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by sheknows | 2010-07-20 01:44 | ロードレース

ツール・ド・フランス 2010 stage12〜14

正直に申して、このところ、自転車に乗っている時間が短い。
暑い、雨だ、土砂崩れで通れない、仕事が忙しい、ツール観戦で寝不足だなどと
色々理由はある。
けれど、
まあ、ちょっと前なら無理矢理休みは必ず100キロ以上走っていた。
今日は、約50キロだ。

だからと言って、今の状態を単純に「駄目だ」と断ずる気にはなれない。
本当に「休み」も必要。
そう思う。
ようやく小生も「乗るのが楽しくない、自転車観るのも嫌だ」というネガティブスパイラルからはかろうじて脱出した。
…なんやったんやろ?
でも、ぼちぼち河岸を変えた方が良いんやろかね?

日焼け止めを塗り忘れた肩の裏側がちりちり痛い。

今日何度も見かけたが
グループでワイワイサイクリングしている姿はいいよね、楽しそう。
速いとか強いとかどうでも良くて、楽しいかどうか、だ。
ああ、なるほど。

お話変わって
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stage12
2級3級山岳の細かいアップダウンがあり最後は登りゴール。

ヴィノクロフとコンタドールの死闘が始まる!
戦いの火蓋は切って落とされた!
こういう感じ、デジャブっていうんすか?!と、
このゴールを見た瞬間、人の悪い「ニヤリ」笑いを浮かべた皆さん、
そりゃ、そう思うよね、思う、思う、思うさ。

アンディがコンタドールに遅れる事10秒。
よだれダラダラで追い上げるアンディの姿は危機的状況であるかに見えたが
強気なコメントでコンタドールを煽っている彼は、どこに勝算を見いだしているのか
実際問題、謎である。
サクソバンクはチームとして、どこで勝負に打って出るのか、
ここか、そこか?いや違った、次か?とハラハラさせておきながら
少なくともこのステージじゃなかったのは確かだ。
ほんまにどうやって勝つつもりなんやろ、凄いわ、わからへんもん。

ステージ優勝のホアキン・ロドリゲスは、未だにカチューシャのジャージってのがピンと来んのだが、実はこういう劇坂勝負に強い人なのだね。スパーンとコンタドールを抜いて見ていて気持ちよいゴールだったのう。

途中まで逃げで頑張っていたフースホフトがスプリントポイント通過後にやにやしながら千切れて行った
手首骨折のタイラー・ファラーが途中リタイヤ。パヴェも劇坂も乗り越えて来たが、限界だったのかな。想像を絶するが。
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stage13
平坦ステージとはいえ、割にアップダウンがある。

早々に決まった逃げはフェドリゴ・シャバネル・フレチャの3人。
サクソバンクが集団コントロールしていた時には5分のアドバンテージに至るが、
HTCやランプレは許さずはギリギリと追い上げる。

残り46キロ地点あたりの並木道がものすごく気持ち良さそう!

残り8.5キロ地点最後の頂上直前でバッランがぐわーっとアタックした辺りから緊張感がみなぎる。
クネゴは勿論だめで、
その直後にヴィノクロフが追いついて、
ルイス・レオン・サンチェスが来た、
ヴォクレールが下りで2番目に、しかし、下りが得意でないのは一目で分かる。
ああ、一体…!
「こ、コンタドールは刺したりせんのか?」
と、ちらっとでも思ったあなたは、
すっかり去年の毒まんじゅうのようなツールに脳がやられています。

力強いゴールのガッツポーズであった。
そして、そのころ、カヴェンディッシュはリードアウトなしのスプリントを練習していた。

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stage14
超級、一級を含む山岳ステージ。
過去2005年にこのアクス・トロワ・ドメーヌでウルリッヒ、バッソ、アームストロングが戦った様子を何度も繰り返し見ているが、
この登りは相当エゲツナイ。
俺は行くぜ、と抜け出す事が出来るレーサーが居たら、それはヒーローだ。

そして、そのヒーローには、
160キロを逃げた爽やかジャージのリブロンが。
フランス人が結構頑張っとるよね。

コンタドールとアンディの「へばりつきたい比べ」は、まあ、置いておきましても、
サストレが、びよ〜んと出て来たり、
メンショフがす〜っと登って来たり、
ゴール直前の登りは面白かったな。

アンディのノラリクラリインタビューも板についてきた。
…?
元々か???
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ここまで全く以て光を放たない所にスポットライト

ウィギンス、あかんぽい、と思っていたら、自分で「駄目だ、去年はまぐれ」と言うてしもうた。
スカイは憎らしい程強くないと、な〜、…面白くないす。
リクイガス、並びにバッソはジロで力を使い果たしたのか、あの輝きが全く見られない。ここからの山岳でやってくれるのか、期待してるけど。
ガーミン、骨折した人ばかりで苦しい。タイラー・ファラーは手首でリタイヤ、ミラーも肋骨やってしまっているし。どこにモチベーションを持って走るのか、苦しい。
レディオシャックは、高齢化が思いのほか重症って事なのか、辛い。かつての輝きを誰も取り戻せないまま、終わって欲しくない。観ている小生にも堪えるのだ、彼らの重々しさが。徐々に何らかのブラックホールとなりつつある、気がするねぃ。
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by sheknows | 2010-07-19 17:44 | ロードレース

ツール・ド・フランス 2010 stage9〜11

豪雨でJスポーツの中継が見られない…という週だった。
何で今やねん、というタイミングでドド〜っと降る。
c0032580_12235738.jpg

雨の間隙を縫って定点観測地点へ。
ちょっと、いやずいぶん土砂崩れがあり、峠は封鎖。
山道は砂利や石や木の他にもかなり思いがけないものが転がっている。
でこぼこのある路面はちょっとした小川になっている箇所もある。
いつも澄んだ流れの川は泥の色。
あまり遠くまで行かない方が良さそうに思ったので、近所をぐるぐるしていたが、
帰って来たら…泥ドロに汚れていた。ヘルメットの隙間から頭にも泥が…。

ここのところ、
ツールの中継を、小生の好みの問題で、副音声を利用する事が増えている。
副音声だと、状況説明無しで何にも分からんのであるが、
案外、レース画像そのものに集中できて、良いのだ。

そもそも、
ロードレース観戦とフライングサーカス鑑賞とはちょっと似通う所がある。
ダラダラと、
一体どこがこの見所なのか、面白みなのか、分からん、
おもんない、時間がダラダラすぎて行く、
長過ぎる、見ている小生がしんどいねん、
あ〜、もう…あかんかも
と、
油断していると、突如
…っ!!!!
炸裂する。

そんな所。
要するに、辛抱強くダラダラ見続ける事による面白さ増幅、なのです。

では、

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stage9
カデル・エヴァンスが猛暑にもかかわらず青白い顔で遅れ始めたとき、
半分目を閉じて観戦していた小生はスックと立ち上がった。
「よっしゃ〜!!!」

今中氏でなくとも、「ハンガーノック?!」を疑った訳だが、
前を見る余裕も無く、サンタンブロジオ必死の引きでエヴァンスがゴールした時には18位と表彰台圏外に。
マイヨジョーヌの大幅な遅れは、しかし、左肘の骨折によるものとレース後発表された。
…。
骨折。
しばらく前に、「よっしゃ〜」と振り上げた拳が虚しく空を切る…。

一方、駆けても駆けても2位のサンディ・カザールが逃げ集団で付き位置を保ったクネゴ辺りを蹴散らし見事初優勝。クネゴ…もう観客からの人望も失ったな。「すっかり駄目」な人として確立された訳だ。サンディ・カザールって割に強面なのだね。

サクソバンクのセレクションペースアップ
フォイクトの守護神的走り
アンディが何度も何度もアタックをしながらもコンタドールに付かれて離せずのゴール前
逃げに追いついて来たアンディにカザールが驚く様
カーブ直後のゴールでガッツポーズ全然できひんやん、のカザール、でも、力強いゴールだった。

アンディにマイヨジョーヌ移動。案外普通に似合う。

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stage10
総合優勝はもう諦めた、ステージ狙いで行く。と奴隷解放宣言した途端のレディオシャック攻撃。
キリエンカも最終まで粘ったがパウリーニョには叶わなかった。
うむ〜、永らく抑圧された人間の解放感がよく現われていたねぃ。
アンディ・シュレックは、黄色いジャージで何の違和感も無し。
スタート直後から逃げが決まらず、殺伐とした雰囲気で集団が進む、1時間ほどアタックを繰り返した後、突如、4人の逃げが容認され、集団のペースは時速28キロに。
その境界線を初めてマジマジと見た。
集団はそれ以降のんびり走行。
ナーバスなステージばかりでは選手達も持たんという事か。

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stage11
平坦ステージ。序盤に3人の逃げが決まり、ステージ狙いのHTCが引き続ける。
うむ〜、と思っていたら、
終盤、なんと横風戦法をサクソバンクが選択。
アスタナのアシストは千切ったが、
ヴィノクロフに守られたコンタドールは集団内に位置を保ち、
力を使い果たしたサクソバンクアシストも千切れて行った。

ゴール前スプリントは、
レンショーに運ばれたカヴェンディッシュが攫った。
しかし、名うての発射台レンショーがヘッドバットと封じ込めでペナルティ。
何とレース除外となってしまった。
誰も落車しとらんし、そこまでせんでもええやんか、と
ツール序盤の落車の凄まじさを思うと、言いたくなるね。
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by sheknows | 2010-07-18 12:21 | ロードレース

ツール・ド・フランス 2010 stage4〜8

さてと

stage 4
平坦スプリント向けステージ。
やっと、いつもの雰囲気が戻って来た感じがする。
ここまで常に殺気立っていて、鬼の形相で神経をすり減らすレースが続いていた。
観ていて殺伐とした気持ちになってしまうような。

打って変わって、ゴール前の集中力の高まりにドキドキはするが、
平常のスプリント。
そうそう、こういうのが良いよ。
ペタッキが落車なしでも俺は勝てるんだと、両手を上げた。
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stage5
いやあの、
カヴェンディッシュ、好きじゃないけど
あの落涙には今までの辛さが現われていましたな。

しかし、彼は子供みたいですな、あらゆる意味で。
一方リードアウト役レンショーの株が急上昇。

熱波が選手達を苦しめていたようでした。
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stage6
ファラーが手首を骨折していながらスプリントに参加した今ツール最長のステージ。
手首を骨折していて、
パヴェを走ったり、スプリントに参加してしまう、ファラー。
普通ならとうの昔にリタイヤしているだろうに、
恐るべしツール・ド・フランス。

アスタナはゴール前の謎のトレイン以外、体力温存。
今年のアスタナは「チーム戦略」が可能ってところを見せたかった、…のか?

リクイガスはまだあんまり目立たないな〜、ジロであんなにきらめいていたのに。

カンチェラーラはインタビューの受け答えがスマートだ。
何カ国語も使いながら。
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stage7
マイヨジョーヌを着たまま山を越えてしまうと、ややこしい事になるせいか
早々に勢い良く後退していくカンチェラーラ。

アスタナがどう出るんかいな?と思っていたら
逃げ追撃してそのままシャバネルが単独ゴール。
ややや、またマイヨジョーヌは彼に。

じわじわとエヴァンスが…。
そしてクネゴはステージレーサーとしてはもう無理との烙印が何度も…。
………………………………………………………………………………………………………………
stage8
距離はそうでもないけど、山だから時間が長いんだよ、中継も。疲れるぜ。
おまけに副音声。
…あのね、一度みなさん副音声にしてみてはどうでしょう。
レースを走っているような感じ、臨場感が急に噴出して
ものすごい集中して観戦してしまう、少なくとも小生は。
実況解説のおもしろトークがないと退屈かも、と
思ったけど、むしろ、申し訳ないぐらい逆だった。
面白トークは、それはそれで良いのだけどね。

あ、レースはね、レースは
スカイが無駄な牽引を見せ、
鬼のようなナヴァロの引きと
神出鬼没のヴィノクロフに助けられ、
コンタドールが!と思いきや
サンチェスのアタックに反応出来たのはアンディだけだった。
コンタドールは、…不調?

しかし、最大のトピックスは落車3回で観ているのが辛い表情を見せるアームストロング。
私のツールは終わった、と総合離脱宣言をしていたが、
こんなアームストロングを観る事になるとは…。
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by sheknows | 2010-07-13 11:35 | ロードレース

ツール・ド・フランス 2010 stage1〜3

落車が異常な多さ。
けが人が多すぎる。

いくら過酷であればあるほどカッコいいと思えるスポーツがロードレースであると言えども、だ。
あの状況をコースディレクターは望んでいたのか?
確かに、リスクはいつでもあるし、
落車はレースには付きものである。

が、
しかし、
物事には程度というのがあるわけで。

山岳コースの下りは危険じゃないとでも言うのか、と主催者側は嘯くが、
意味が違うだろ、それは。
春のクラシックレースのコースを、ツールの集団が走るという事は
過酷とかハラハラとか、
健全に面白がる方向ではなくて、
全く望まれない方位に芽が伸びてしまった。

痛く、しかも後味が悪すぎる。
みんなが不機嫌でイライラぴりぴりしているレースが続いた。
酷かった。
落車や骨折で苦しむ選手を観たい訳ではないのだ。
そこをスレスレで走らせるようなコース設定は、観ている方にもストレスがかかる。

第一ステージは詰めかけるオランダの観客がコースを狭め、
しかもゴール前が狭すぎた。
ゴール手前から何度も直角コーナーがあり、スピードが上がるところでも狭く
ゴールラインも狭かった。
そして、悪夢のような落車。
マイヨジョーヌを着たカンチェラーラが一回転して背中から地面に叩き付けられたのをはじめとして、スプリントに参加出来た先頭集団がみんな転倒。スプリントしに行った中でも自転車持って行かれたりしていた。アレジェットが勝ったけど、…こないだの勝利も確かこのパターン。うむう。

第二ステージ酷いステージだった。
山の下り集団クラッシュ後のカンチェラーラの表情には胸が締め付けられた。
何ともいえない複雑な表情でペースダウンをしながら集団を取り仕切り、ディレクターと談判し、レースを抑えた判断は全方位的に賛同を得られるものではなかったが、あれは、英断というものだ。

第三ステージ、フランク・シュレックが落車骨折した後の逃げ追走集団の走りは、素晴らしかった。
ファビアン・カンチェラーラがアンディ・シュレックを守りつつ鬼気迫る引き「後ろを振り向くな」と。前日スプリントさせてもらえなかったフースホフトが、万全の走りで勝利を手中に。

普通のスプリント、普通のレースで普通にわくわくしたい。
リタイア競争なんて、望まない。
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by sheknows | 2010-07-07 21:31 | ロードレース

ツール・ド・フランス 2010 プロローグ

恒例のマンジャンさんのアナウンスではないチームプレゼンテーションは、
質問が露悪的で、マトモに返せていたのはウィギンスぐらいだったように思う。
「体重どれくらい落としたの?」
「何で君にそんなこと言わなあかんねん?」
ええね〜、さすが意地悪じゃイギリス人にはかなわん。

「意地悪な質問だな、その手には乗らないよ」とフランク・シュレックも警戒心を見せていたし、
観ていて確かに愉快な感じではなかった。
オランダってああいうのが良いのか…?
選手一人一人を紹介して欲しかったよ、なかなかヘルメットとサングラス無しの状態で観る事もないし。

…という感じでスタートしてしまったので、
プロローグはどうなん?と若干心配だったが、
いや、やはりキラ星の如く素晴らしい選手が揃って駆け抜ける様は
まことにあらまほし。
オランダはロッテルダムでの個人タイムトライアル。
意外に伸びなかったのがウィギンス、エヴァンス、メンショフ、サストレ、そしてコンタドール。
意外に良かったのが、そう、アームストロング。観た感じ、「噛み合った走り」だった。
そして如何にも噛み合っていたのがファビアン・カンチェラーラ。
威圧感たっぷりのヘルメットはまるでTTの王冠。
それを戴く者にふさわしい走りであった。
無闇にカンチェラーラには「圧倒的な走り」を要求してしまう。
普通の勝ち方では物足らないのだね。

という訳で、予定通り、カンチェラーラがマイヨジョーヌでスタートとなった。

HTCコロンビアとグーグルが共同でやっている
http://www.google.com/landing/mytrackstour/
選手が動くと丸も動くのだが、まあなんかのんびりした感じでユーモラスです。
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by sheknows | 2010-07-04 10:39 | ロードレース

ツール ド スイス 2010

ドーフィネはスルーしてしまい、危うくTDSも本日最終という事態に…。

TDSの画面の美しさは素晴らしく、景色やカメラワークを楽しみながらテレビ観戦。
然れども、放映時間がまさしく深夜。
日中は普通に仕事があるので、かなりハードな一週間だった。
ツール・ド・フランスが始まったら一体どうなってしまうのだろう、不安。

実はレース後、自転車に乗るのが相当嫌になり、しばらく見向きもしなかった。
休日をほぼロードレーサーに乗るために費やしていたのでちょっと新鮮な感じだった。
c0032580_20375135.jpg
久しぶりに会う人達との馳走三昧。
いや〜、楽しいね。

と、調子に乗っていてすっかりお金も無くなったが、がっくり体調も崩れた。
何となく全身の血の巡りが悪い、特に足の裏。
疲れが取れない。
眠りが浅い。

最近になってやっと復活。
地味に体重が増えている気がするが、パワーは寧ろ「充電完了!」という感じで
150キロを超えるような長距離でなければ、特に問題無し。
梅雨の曇天のもと今日もお気に入りコースに出撃したが、踏めている、珍しく。
∴休養も必要だ。

え〜、あ、ツール・ド・スイス。
カンチェラーラのTTは1秒差でオープニング。
正直、上位以外のTTはあまり興味が湧かない。カンチェラーラが出るTTでは、特に。
カヴェンディッシュとハウッスラーがゴールの目前で引っかかり大クラッシュになった第4ステージはショッキングだった。恐ろしい勢いで突っ込んでくる集団の正にど真ん中の先頭。
観ているだけで、体が痛くなる。
山岳だらけ、雨だらけで選手達は非常に寒そうなステージが続く。
マルティンがリーダージャージを取った辺りから若干観戦態度が悪化。
しかし、選手の心拍やパワー、ケイデンスがオンタイムでチェック出来るのが面白かったねぃ。
「BMCわんわん優勝逃げ二回」とか「ケースデパーニュ迷いのガッツポーズ」「レディオシャック高齢化発言」とかを観て
さて、今日はついに最終ステージだ。
…しかし、今中氏なのだね〜、この人はTTの解説にはあまり向かない気がするが。
うむ〜、TTの解説に向く人って、誰だろうね?ほぼ間違いないのは栗村監督だけど。

………………………………………………………………………………………………………………

ああ〜、カンチェラーラ走り終わってしもた。
始まったと同時に終わった。
カンチェラーラ走行中はあまりに今中解説が煩わしく副音声にしてしまった。
やってみて分かったが、副音声レース音声のみだと、とても集中する。
善し悪しやけど。

………………………………………………………………………………………………………………

が〜ん、カンチェラーラがトニー・マルティンにヤラレタ。ちぇ。
マルティンは何か好きになれない、粘液っぽくて。勝っても面白くないし。
クルイジガーが去年の雪辱を果たした!とかなら、もうちと面白がれるのだがな〜。
ランスはあきませんな、残念ながら全然全盛期のフォームじゃない。
ツールでエースになるのか、ほんまに?
え?『「フランク兄弟」の兄の方』がTTで逆転。
うむ〜、ヘーシングは立ち直れるだろうか。

いよいよTDF、楽しみだねぃ。
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by sheknows | 2010-06-20 21:04 | ロードレース


珈琲も紅茶もお茶も好き


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