ANA国内線【PR】

カテゴリ:映画

  • COWBOYS & ALIENS
    [ 2012-04-08 16:59 ]
  • The girl with the Dragon Tattoo
    [ 2012-03-04 09:09 ]
  • ハリーポッターと死の秘宝
    [ 2011-12-24 08:39 ]
  • しとやかな獣
    [ 2011-11-28 20:55 ]
  • IRON MAN
    [ 2011-11-06 19:58 ]
  • 死なない子供 荒川修作
    [ 2011-08-13 11:27 ]
  • GOSFORD PARK
    [ 2011-05-01 09:31 ]
  • リボルバー 
    [ 2011-02-12 15:59 ]
  • THE BOOK OF ELI
    [ 2011-01-03 20:34 ]
  • Inception
    [ 2010-12-31 22:27 ]
カウボーイ&エイリアン
監督:ジョン・ファブロー
出演:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル
2011年 アメリカ

ジョン・ファブローと言ったら、「アイアンマン」の監督と聞いてちょっと期待をしていた。
アイアンマン、面白かったしね。
今回はダニエル・クレイグをどう扱うのか、サム・ロックウェルも出てるもんね。
とね。

結論から言うと、なんちゅうこともない、箸にも棒にもかからん、サラサラと流れる小川のように爽やかにひっかかりなく滞りなく終わって行く、久々に観た、この手のフィルム。
なんか勿体ない感じ。無駄な感じ。中途半端な感じ。

観るのは予告編だけで、ええと思います。

ウニせんべいでも食べて、寝よ。
ドラゴン・タトゥーの女
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、クリストファー・プラマー、スティーブン・バーコフ、ステラン・スカラスゲールド
2011 アメリカ


デヴィッド・フィンチャーは、
思わせぶりでずっしりした雰囲気の絵が得意。
たっぷりみっしりとした手応えを期待すると
意外な軽さに肩すかしを食う.
あっさりしているから。
まあ、謎解きは、…おまけだ。
サスペンス風味のラブストーリーってとこか。

しかし、特筆すべきオープニング。
あのテクスチャーを映像で見せる数分は、興奮した。

ロンドン・シアター・グループ主宰のスティーブン・バーコフが出てる。
相変わらず怖いね。

足早に歩く寒い夜に。
スコッチをロックで。
ハリーポッター映画って、その時々の監督によってテイストが当然ながら相当異なるのだが、 
原作を英語で読んで楽しめる訳ではない(=苦行)小生にとっては、何の苦労もなく
しかも気軽に楽しめる映画である。
気軽であるというのが、全て良い意味を持つか、というと、そうとも限らないが。

「トゥモロー・ワールド」や「天国の口、終わりの楽園」を監督したアルフォンソ・キュアロンが担当したのは「アズカバンの囚人」だったが、それがシリーズの頂きか。

今回は長々と続いてきた最後の戦い、最後の謎を終わりにするフィルムなのだが、全てが、予め推測される範囲から出る事能わず。むしろ「な〜〜〜〜んだ、やっぱり」的どんでん返し慣れした面々には概ね受けそうにない終わり方。
延々と苦労して本を読んで来たらまた違った感慨があったのかもしれないが、妙にキラビやかな日本語訳の本は正直に申し上げて、読み疲れる。意図とは異なる意味で。

はあ、終わった。という以外特に何もない。
しかし、終わらせるという役割は果たした。

そんな映画。

さて、これから寒いけど医者に行きます。小生はストレスで出来たと思っている湿疹は、何の病名が付くのか楽しみ。

…ただの肌荒れでしたわ。「ストレスで、ではありません。」ときっぱり言われた。
しとやかな獣 日本 1962年
監督:川島雄三
脚本:新藤兼人
出演:若尾文子、川端愛光、伊藤雄之助、山岡久乃、浜田ゆう子、山茶花究、小沢昭一、高松英郎、船越英二、ミヤコ蝶々

その頃、日本ではこんな映画が撮られ、それどころか、正月映画としてババーンと上映されていたとは恐れ入る。
格好良過ぎるぜ、大映。


団地に住む父母娘息子の4人が中心だが、この4人が飽きれる。4人家族というより4人組。
面白いぐらい良く喋るがその内容は人から金を巻き上げる事ばかりの父親。
甲斐甲斐しく立ち働き露悪的かつ「良識的」に夫を援護する母親。
有名作家の妾になっている娘。
勤めている会社から横領をした息子。
この一家に関わる灰汁の強い人々。
彼らを手玉に取る女。

団地の上階の彼らの住居から、カメラは出ようとしない。
まるで舞台のような台詞攻め。
若尾文子。
濃度の高いフィルムだ。とても、濃いが故に、万人受けはしまいが。

「ビールなんて水みたいなもんなんだからね。」
「蛍光灯になったら壁そのものまで明るくなったような気がして…」
「大声出した方が負けなんだよ」
「別れ際はいい印象を残して別れましょう」

この脚本。
当時の映画製作にはもの凄い才能が集合していた、という事だ。

ミヤコ蝶々の登場シーンをぜひご覧あれよ。
釘付けやわ。
アイアンマン
2008年 アメリカ
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ロバート・ダウニーJr. ジェフ・ブリッジス テレンス・ハワード グウィネス・パルトロー

ロバート・ダウニーJr.とジェフ・ブリッジスだなあ、まあ、観るか。という程度の選択を経てあまりにマーヴェルコミックの映画化だらけで、見送っていたのをダウンロード。
貸し映画屋に行かなくてもダウンロード出来るなんて、片田舎に住んでいる小生には有り難い世の中になったものです。
結果、すぐさまアイアンマン2も観たくなりました。
「グッドナイト&グッドラック」や「キスキス☆バンバン」「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニーJr.が、一本越えている天才的科学者にして大武器商人がアイアンマンに成るまでの荒唐無稽さを、単純/メカ好き/武器好き/微妙に不器用という「男の子路線」で突っ走る。
ジェフ・ブリッジスはどんな役で出て来ても、いいですな〜。

難しい事は言わずに楽しめる。「自己探求」、因果関係を丁寧に描く事による陰惨さなどの苦みをカットしているからなのだが、これはこれで良い。クリスピーな食感というか、なんというか。

先日、前転して自転車ごと地面に転がるという落車をして、腰にも肩にも肘にも怪我。そしてヘルメットは見事に割れて(いやホンマに簡単に割れますねぃ)サドルも壊れてしまった。もちろんジャージもビリビリ。
まあその後も走って帰れたので、大した事はない。
…体も痛いが財布も痛い。うう。
映画 死なない子供 荒川修作
監督:山岡信貴
ナレーション:浅野忠信
音楽:渋谷慶一郎
2010年 日本

よく分からない。正直に言うと。
荒川修作が何を言っているのか、よく分からない。
「徹底的に間違っている」日常から見ると、それは、途轍も無くかけ離れたもののように思え、
同時に、何か「以前知っていた」大切な事を言われているような感じもし、
つまりは、歯痒い、分からなさ。

その中で、destiny は「予め決まっている運命」だから、それを反転させる事は出来ない。
reverse the destinyは意味を成さない、というような住人の言葉が妙に印象に残っている。

三鷹天明反転住宅に住んでいるってどんな事なんだろうな〜と
思いながらバスに乗って帰った。

ゴスフォード・パーク
監督:ロバート・アルトマン
出演:マギー・スミス、マイケル・ガンボン、クリスティン・スコット・トーマス、ボブ・バラバン、ジェレミー・ノーサム、ライアン・フィリップ、スティーヴン・フライ、ケリー・マクドナルド、クライヴ・オーウェン、ヘレン・ミレン、アイリーン・アトキンス、エミリー・ワトソン、アラン・ベイツ、デレク・ジャコビ、リチャード・E・グラント
2001年 アメリカ

もうウールのセーターは要らんかも。
いや、まだヒーターは手放せない。…寒いし暑い。
スパーンと衣替え出来ない。

まだまだ桜が咲いて、小川のほとりには水仙が一面に広がり、あまつさえ、雪がある「エンジョイ峠」のコースをえっちらおっちら走ったが、昨日に関してはイマイチなコース選択であった。
登り以外はほぼ全域に渡って向かい風。どどーんと押し返される。ばさーっと横に流される。
久々にハンドル取られて転けそうになった。
対向車線をシャシャーッと走ってくる人々の速い事!
もうタイムはどうでも良い事にして、
まず転けない。真っすぐ走る。ちゃんとペダリングをする。
この三点で平野部を通り抜け、
登りは1:1インターバル。

それにしても、計測器が途中で狂ってちゃんとした表示にならない、ってダケで、やる気ががっくり落ちるねぃ。

で、ゴスフォード・パーク。久々に観た。
イギリス映画が好きな人は結構楽しめるのではなかろうか。
豪華ですな、出演陣が。ともかく。
マナーハウスに集う貴族達とその召使い達の2層で醸し出す群衆劇。
社交辞令とか嫌みの学習材料としても面白い、しかし、普段使えない。
スティーブン・フライ演じる刑事さんの力では殺人の真犯人は逮捕できそうにないし、
このフィルムのなかで描かれるイギリス人のアメリカ人に対する蔑視は、現存するし、
ライアン・フィリップは馬鹿な役が似合うねぃ。

雨の降る休日に。
ミルクティーと。あくまで、ミルクを後から入れるように。
REVOLVER
監督:ガイ・リッチー
出演:ジェイソン・ステイサム、レイ・リオッタ、ヴィンセント・パストーレ、アンドレ・ベンジャミン、マーク・ストロング、テレンス・メイナード
2005年 イギリス/フランス

リュック・ベッソンとガイ・リッチー。
このコンビのフィルムに食指が動くというのは、若干悪趣味な、恐いもの見たさか。

期待通り、というべきか。
わはは、なはは。
色々盛り込んじゃって、アニメまで使って、しかし空疎に消費されるイメージ、言葉。
機嫌が悪い時には、観ないほうが良い。

ジェイソン・ステイサムが天才ギャンブラー。だが、彼にはドライバーなんかの役の方が似合っている、同じような消費されるギャングにしても。

うむう、行きたくないけど、会議に出かけなくては。
連休の真ん中にこの会議を設定した奴には、雪の女王の呪いを。なむなむ〜
ザ・ウォーカー
監督:ヒューズ兄弟
出演:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、レイ・スティーヴンソン、ジェニファー・ビールス、マイケル・ガンボン、トム・ウェイツ、マルコム・マクダウェル
2010年 アメリカ

予想外の降雪で、大晦日から正月ずっと身動きがとれなかった。
…という事にして、自主的に籠城していた。
その間、喰っては寝て、ダラダラして、喰っては寝て、を繰り返し
ついに体重が禁断のラインを脅かすまでになってしまった。

しかし、あれですね、仕事が休みってのは、美容上とても良いですね。
今の小生には額の皺がありませんし、もの凄い不摂生しているのにお肌の艶の良い事!
驚く程分かりやすい。
如何にストレスが我が輩の美しさをスポイルしているかという…以下略。

え〜、さて、
ザ・ウォーカー。一体どういう脈絡でこの邦題なのか、トンと分からんねぃ。
そのままでええやん。
寧ろそのままの方がええし。

戦争で世界が破壊された後に残った大切な本を運んで
穴の空いた空の下、西へと歩き続ける男。
色も潤いもない銀残しな景色の中で、鉈も振るえば銃も撃つ。
何かを思い出すな〜、これ、
シルエットで左右に振り分けられた奴らを切る構図、
思い出した瞬間がこのフィルムの答えでもある訳だが、
正解はキリスト教的な素養がない小生にも
分かるように丁寧に描かれた
「大切な本」の大切さ。

「プロスペローの本」とは違った意味で「本」の不思議な力を表すと同時に
宗教の政治的商業的価値にも言及している本作は、しかし、
で、何でその設定になっているのか?
という「そもそも」な問いには一切無頓着に進んでいく。
「30年の放浪って少なくともスタート地点はアメリカじゃない訳かね?」という事等あれこれ色々言いたい人もあるだろうが、(iPodが…、とかね)
…細かい事をほじっていては楽しめないぜ。
ジョエル・シルバーだもん。

デンゼル・ワシントンは、俳優として盤石でありかつ変化自在。悪役でもヒーローでも違和感がない。なので、始まって暫くはどっちなのか分からない。今回はアクションを結構トレーニングしたに違いない。
ゲイリー・オールドマン、「ドラキュラ」の時は明らかに特殊メイクだった顔の皺が、今やナチュラルに見えてしまう事に思わず月日の流れた事を感じた。粘着質の嫌らしい声とずるそうな上目遣いは「フィフス・エレメント」のゾーグを思い出す?若しくはBMWの宣伝フィルムの?んあ〜、どちらにしても久しぶり。良い人じゃないゲイリー・オールドマンは。
ジェニファー・ビールス、美しい、誰か分からなかったのでクレジット観て驚いた。
マルコム・マクダウェル、トム・ウェイツ、マイケル・ガンボンが出演しているという事で期待した若干の複雑さ、深みはこのフィルムには無かった。
エスプレッソを飲もうとして、入ったお店にはブレンドかアメリカンしかなかった、けど美味しかった、そんな感じ。

モンスター・ビーツのヘッドフォン、欲しいっす。

だらりと幕を開けた2011年。
今年も宜しくお願いします
インセプション
2010年 アメリカ
監督/製作:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ、ディリープ・ラオ、キリアン・マーフィ、トム・ベレンジャー、マイケル・ケイン、ピート・ポスルスウェイト、ルーカス・ハース

ワイン一本を調子良く空けてベラベラしゃべりながら観る映画ではないのは確かだ。
割合酔っぱらっている状態で映画を観るのは好きだ。
かえって深く潜れるような感じで。
しかし、これは、そもそも、そういう人の意識に潜るフィルムだった。

クリストファー・ノーランの曲者ぶりが好みかどうかが
このフィルムを好むかどうかを分ける。
畳み込みかたがエゲツナイ割りに最初の設定は単純なのはいつもの事で
「え〜、それ、アリなんですか〜?」
という抗議はシャットアウトだ。

視覚効果で目新しく感じるモノが特に無いという声もあるようだが、
いつになく(…?)手際よく脈絡の中に埋め込んでいく事ができなければ
ヴィジュアルだけ凄くても、面白くないのは知っている筈。
そして、これは、程よくややこしく見えるように作られている。

マリオン・コティヤールは、良いね。一見地味な感じがするが。
レオナルド・ディカプリオの眉間にしわ寄せ顔は、殊更にシリアスさを強調しているようでいて、それが単に標準装備になってきているだけの気がする。
…ああ、でも、そうやね、この監督のフィルムの主人公は、眉間に雲がかかっている人々ばかり。

映像の凝りまくった作りが、底辺に流れる感情を損なう事無く寧ろ見事に立ち上げていた。
これ、映画館で観れば良かったなあ。

さて、宝くじも当たらなかったし、仕事は辞める訳にはいかん。
来年はどんな映画を観られるか、
どんなレースが観られるか、
そしてどんな感じで走れるか。
楽しみだ。

本年はどうもありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。