はい、こちら国立天文台

はい、こちら国立天文台
星空の電話相談室

著者:長沢工

我が輩は文系である。
数学の美意識
化学の興奮
物理の深淵
そういったものから隔絶されている。
しかし、だからこそ、理系への憧れを強く持っていた。
今も持っている。

天文学と来たら、尚更だ。
カシオペア座とオリオン座、蠍座は今でもすぐに分かるが、双子座や乙女座、アンドロメダ大星雲までもを判別出来ていた頃と比べると見える星の数も減った。
星空を見上げる事も減った。

天文台に電話相談の窓口がある事をこの本で初めて知ったが、
掛かって来る電話に応対しながら考えた事が、この本には書いてある。
科学的な思考をする人との対話を楽しむ感じで読める。

また、真面目に努力する人を嘲笑うような風潮や、
自分でものを考えない風潮を、
心の底から心配している筆者に、我が輩はとても好感を持った。

星空を見上げながら、傍らには暖かい珈琲を。
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by sheknows | 2006-03-04 20:42 |

珈琲も紅茶もお茶もお酒も好き


by sheknows