美術館へ

混んでいる美術館はうんざりする。

例えば「大英博物館展」「ルーヴル美術館展」。
新聞屋から無料のチケットを手に入れたのか、
ご近所お誘い合わせの上お越しになられた
明らかに展示品を観に来たのではない人々が、
押し合いながら順番通りに流されて行く中に
自らを投げ込む事になる。

美術館に行くのは平日の午前中が良い。
少しでも煩わしい感じから緩和される。
近所のうわさ話を声高に話す声や
知った風に筆のタッチがどうだのと解説する声を
シャットアウトする音楽を耳から流し込む為に、i podは必携。
一番混んでいる最初の展示は避けてブラブラと歩き回りながら
好きな所に好きなだけ足を止めて観る。
展示室の小ささと天井の低さが
益々息苦しいので、あまり長居はしたくないのだが。

そしてまた、出口で売っている「グッズ」の醜悪さにうんざりである。
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実は、
我が輩は世界に名だたる美術品を、
各国の美術館や博物館に保管を依頼している。
自分で保持しているのは非常に面倒だからだ。
また、我が輩の城内に全てを置くにはあまりに多過ぎるのだ。
我が輩のコレクションを貸しているという事は秘密にしてある。
我が輩は誰にも秘密を漏らす事無く、
完璧に一観客を装って
展示会場へ、美術館へ、博物館へと向かうのだ。

今日も作品は素晴らしかった。
「アルコレ橋上のボナパルト将軍」「アトリエの芸術家」…
静かなテラスで思い返しながら、
ワインを飲んでうたた寝…
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by sheknows | 2005-09-18 14:37 | 美術

珈琲も紅茶もお茶もお酒も好き


by sheknows