ぶらんこ乗り

ぶらんこ乗り
いしいしんじ

毎日イガイガして帰って来る。
塩辛くて複雑で良くない臭いの話しを山のように聴く。
そして塩辛くて複雑な話しを簡単そうに話す。臭いは隠して。
イガイガを取るのが面倒で四六時中イガイガしていると段々普通にイガイガした人になって来る。

「泣ける!!」というような事をうたって売り出すやり方に違和感を感じる。
それを読んだり観たり聴いたりする人々は、「泣きたい」のだろうが、それにも違和感を感じる。
泣いて、自分に涙がまだ残っている事を確認したいのか?
泣けば得られるカタルシス?
みんなと同じモノで「泣ける」事で安心したいのか?
泣く自分を、もしくは泣かない自分を信じていないのだろうか?

「さあ、ここが泣く所ですよ、泣いていいんですよ」
と、言われるのが好きな人には
この本は薦めたくないのだ、
済まないが。
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by sheknows | 2005-07-16 14:08 |

珈琲も紅茶もお茶もお酒も好き


by sheknows