The War Zone

素肌の涙
監督:ティム・ロス
出演:レイ・ウィンストン、ララ・ベルモンド、フレディ・カンリフ、ティルダ・スウィントン
1998年 イギリス

寒さを感じさせる青くて暗い映像。人の気配を感じさせない荒涼とした風景。街の中にもパブの中にも人の気配が無く、デヴォンのこの村には殆どこの家族しか住んでいないかのような雰囲気。そして雨。冷たそうな雨が絶え間なく降っている。

仲良しの姉弟と出産間際の母、そして父の家族はロンドンから引っ越して来たばかり。海の近く、風が強くて雨の多い中で静かな暮らしをしている。
弟はしかし、気付いてしまう、父と姉の関係に。姉を問いつめアッサリと否定される。しかし疑念は消えないままだ…。

ティム・ロスの初監督作品。責めるでもなく、寄り添うでも無い。静かな描き方で、あの海辺の崖で転げたかのような後を引く痛みを感じさせる。
レイ・ウィンストン、元プロボクサーのこの役者はイギリス映画には欠かせない。このフィルムでも罪の意識が無いのか、都合良く事実をねじ曲げて認識出来るのか、よく分からないがそれだけに異様な、父親を演じている。
ティルダ・スウィントン、どっかで観た顔だと思っていたら「オルランド」だった。あ〜、特徴のある顔立ちだ。
コリン・ファレルはこれが映画デビュー。
主演のララ・ベルモントもこのフィルムがデビューらしい。下から見上げる目線で全てを物語る。
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by sheknows | 2005-06-13 02:30 | 映画

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