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Enemy of the State

エネミー・オブ・アメリカ
監督:トニー・スコット
出演:ウィル・スミス、ジーン・ハックマン、ジョン・ヴォイド、ガブリエル・バーン
1998年 アメリカ

ウィル・スミスは何度も世界の危機を救ってきたが、この人はそういう役との相性が良い。
あくまでもアメリカサイズの「世界」の危機だけれども、それも含めて。

秘密か秘密でないかを問わず国家的な情報機関というのが世の中には沢山ある。日本にもある。個人情報保護法などが出来ている裏側というのを日々考える小生は、陰謀というのはこんなモノでは無かろう、と思ってしまうのである。監視システムに抹殺される個人の恐怖を描くにも物足りない。
メインのテーマであろう国家権力による個人監視・管理システムというのは何度となく映画も取り上げられてきたが、肝心なNSAがドジな雰囲気で、正直言って恐怖感はみじんも無く、コメディにしては出来が悪く(え〜、コメディではありませんね、多分)、何とも中途半端なのでハラハラもさせられず、わくわくもさせられず。

ガブリエル・バーンが折角出て来たのに、何も活躍せず終わってしまった。残念なのだった。

フライト待ちの中途半端な時間を持て余している時にでも、どうぞ。
by sheknows | 2005-05-03 00:07

興味のあることが次々に


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