Monty Pyton and The Holy Grail
2005年 04月 30日
あ〜、良い映画を立て続けに観ると自分まで良い人になってしまうようで、怖くなってくる。(なりませんね、なりたくてもなれませんね、はい)
厳選された食材を使って、腕利きの料理人が作ってくれた料理や自宅の庭で採れたというフレッシュな素材を使ってプロの主婦が腕によりを掛けて作ってくれた料理を食べ続ける感覚、という方が適切か。出てくる料理に飽きた訳でもなく、勿論とても美味しい。だが、普段のジャンクな食事とだらし無い酒の飲み方に無性に戻りたくなる。(リバウンドか)
で、ホーリーグレイルである。モンティ・パイソンである。
(え、モンティ・パイソンがジャンクフードだとか酒浸りだとかそういう事を言っているのではないので、念のため。慣れ親しんだ、という感じなのです。)
グレアム・チャップマンのよれよれな姿やマイケル・ペイリンの悪魔的な笑顔を、ココナッツの馬を、観たさに戻ってくる。
話し自体は一応アーサー王と円卓の騎士を元にしているが、一応である。一応。であるからして、聖杯が何かを知らなくても、特に支障はない。
毎回フランス兵がイングランド人を罵る台詞に戦き、妙にリアルな中世の村の景色に感心し、円卓の騎士が歌い踊るのに呆れ、次々と現れる敵に仰天しする必要はない。「むふふ」と笑っていれば良い。
小生はアーサー王のテーマが耳から離れず、時々仕事中に頭の中で鳴り響く事があって、困っている。
DVDに付いて来るレゴによる「円卓の騎士」、モンティ・パイソンをお好みの方は嬉しい筈。
by sheknows
| 2005-04-30 16:54