おぞましい二人

作・絵:エドワード・ゴーリー
訳:柴田元幸
出版:河出書房新社
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そもそもは、
友人夫妻の幼子に贈呈しようと考えて
購入したのだが、自宅で中身を確認して、
「あ、こいつはイカン。」
イギリスの「ムーアズ殺人事件」を元にして描かれたもの。
少なくとも彼の両親は喜ばないだろう。

というわけで、小生の本棚の一冊となった。
エドワード・ゴーリーの絵や文の奇妙な味わいを
訳出する柴田元幸氏の日本語はいつも見事である。

残酷な内容だ、気持の悪い絵だ、
と人に依っては拒否反応も起こす。
同情せず、お説教臭くもなく、シニカルでもない。
しかし、毒はあり、変でもあり、
韻を踏んだ文と、モノクロの線画が
醸し出す世界はヒンヤリしていて、小生を魅了する。
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by sheknows | 2005-04-24 12:38 |

珈琲も紅茶もお茶もお酒も好き


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