THE BOOK OF ELI

ザ・ウォーカー
監督:ヒューズ兄弟
出演:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、レイ・スティーヴンソン、ジェニファー・ビールス、マイケル・ガンボン、トム・ウェイツ、マルコム・マクダウェル
2010年 アメリカ

予想外の降雪で、大晦日から正月ずっと身動きがとれなかった。
…という事にして、自主的に籠城していた。
その間、喰っては寝て、ダラダラして、喰っては寝て、を繰り返し
ついに体重が禁断のラインを脅かすまでになってしまった。

しかし、あれですね、仕事が休みってのは、美容上とても良いですね。
今の小生には額の皺がありませんし、もの凄い不摂生しているのにお肌の艶の良い事!
驚く程分かりやすい。
如何にストレスが我が輩の美しさをスポイルしているかという…以下略。

え〜、さて、
ザ・ウォーカー。一体どういう脈絡でこの邦題なのか、トンと分からんねぃ。
そのままでええやん。
寧ろそのままの方がええし。

戦争で世界が破壊された後に残った大切な本を運んで
穴の空いた空の下、西へと歩き続ける男。
色も潤いもない銀残しな景色の中で、鉈も振るえば銃も撃つ。
何かを思い出すな〜、これ、
シルエットで左右に振り分けられた奴らを切る構図、
思い出した瞬間がこのフィルムの答えでもある訳だが、
正解はキリスト教的な素養がない小生にも
分かるように丁寧に描かれた
「大切な本」の大切さ。

「プロスペローの本」とは違った意味で「本」の不思議な力を表すと同時に
宗教の政治的商業的価値にも言及している本作は、しかし、
で、何でその設定になっているのか?
という「そもそも」な問いには一切無頓着に進んでいく。
「30年の放浪って少なくともスタート地点はアメリカじゃない訳かね?」という事等あれこれ色々言いたい人もあるだろうが、(iPodが…、とかね)
…細かい事をほじっていては楽しめないぜ。
ジョエル・シルバーだもん。

デンゼル・ワシントンは、俳優として盤石でありかつ変化自在。悪役でもヒーローでも違和感がない。なので、始まって暫くはどっちなのか分からない。今回はアクションを結構トレーニングしたに違いない。
ゲイリー・オールドマン、「ドラキュラ」の時は明らかに特殊メイクだった顔の皺が、今やナチュラルに見えてしまう事に思わず月日の流れた事を感じた。粘着質の嫌らしい声とずるそうな上目遣いは「フィフス・エレメント」のゾーグを思い出す?若しくはBMWの宣伝フィルムの?んあ〜、どちらにしても久しぶり。良い人じゃないゲイリー・オールドマンは。
ジェニファー・ビールス、美しい、誰か分からなかったのでクレジット観て驚いた。
マルコム・マクダウェル、トム・ウェイツ、マイケル・ガンボンが出演しているという事で期待した若干の複雑さ、深みはこのフィルムには無かった。
エスプレッソを飲もうとして、入ったお店にはブレンドかアメリカンしかなかった、けど美味しかった、そんな感じ。

モンスター・ビーツのヘッドフォン、欲しいっす。

だらりと幕を開けた2011年。
今年も宜しくお願いします
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by sheknows | 2011-01-03 20:34 | 映画

珈琲も紅茶もお茶もお酒も好き


by sheknows