ツール・ド・フランス 2010 stage18〜20

あづい。
一昨日雲ヶ畑3本。楽々ギア、アウター50回転、30:90インターバルを行った。
昨日は久々に110キロで花背峠、北と南の持越峠を巡ってきた。
花背はいわずもがな、辛いね、やたらと車が走っているし。
北の持越峠は、誰も通らない山道で、最後の最後に斜度がぐぐっと上がるしんどさがある。
南の持越峠は、帰宅直前。茹だった頭に水をぶっかけてグラニーギアで朦朧と登るのみ。
いつもは付けないサドルバッグ使用で、金具が当たって内股の皮膚がベロリとめくれてしまった。
水分を取り続けて走る。ボトル2本でもすぐなくなってしまう。
おまけに稲花粉のアレルギーがあるので、田圃周辺は辛いね。

………………………………………………………………………………………………………………
stage18
「今日も、行くよ〜ん」てな軽い感じで手を振り回すカヴェンディッシュ。
何の話をしている時にあのようなリアクションになるのか、不思議である。

4人の逃げはブレシェル、ピノー、オス、ヴォグルナール。脚も揃って高速逃げとなる。
が、集団はランプレやらHTCやらが引っぱり、
アワヨクバ、の目論みもゴール13キロで3人、4キロで最後の一人を飲み込んだ。
スプリントだ、スプリント。
しかもレンショーが居ないカヴェンディッシュはどうやって勝つ気なのか。

300メートル近い優雅にも見えるロングスプリントを仕掛けたペタッキを
リードアウト無しのカヴェンディッシュが引きはがす。
ゴールラインでは後ろを振り返る余裕すらある。
ついこの間ポディウムで大粒の涙を流した同じ人物なのだが…。
分かりやすいなあ。
………………………………………………………………………………………………………………
stage19
タイムトライアルの放送が始まる以前に大本命はゴールしてしまっていた。
ファビアン・カンチェラーラ、
常に勝たねばならない、勝って普通、
というプレッシャーは世界王者といえども重いだろうが、
しかし、勝つ。勝つのだ、彼は。
あのヘルメットがかっこ良く見えてしまう位、
本当は驚異的な事なのだが彼が勝っても驚きはしない。
タイム的に肉薄できたのはトニー・マルティンのみ。
あとは向かい風が出て来たせいもあって1分以上差がついている。

アンディのタイムトライアルは今までになく素晴らしい走り。
後半崩れたのは、残念だった。
しかし、元々そんなにないパワーを振り絞ったような走りで
一時マイヨジョーヌを脅かした。
ゴール後、雛を守って来たカンチェラーラが、雛であるアンディを出迎えていた。

コンタドールは、眠れない夜を過ごしたためか、
昨年のような切れのある走りは見せられなかった。
必死に何かに耐えているように見えた。
ゴールラインを越えても尚踏み込んでいるほど、余裕が無かった。
ヴィノクロフの出迎えに、泣き崩れるコンタドール。
ありゃ〜、コンタドールは鉄面皮であって欲しかったのだが。
………………………………………………………………………………………………………………
stage20
あまりの距離の短さに何となく物足りない感じがせんでもない。
仲良くおしゃべりしながら走る集団も
せわしなくシャンゼリゼに突入するため、ふざけるのも程々な感じ。
で、エラいかっこええジャージ着てるやんけと思ったレディオ・シャックが
事前にジャージ変更について協議をしていなかったらしく、
元のジャージに着替えないと失格にする、と言われて
渋々(ほんまに渋々)道ばたで召し替え。
うむ〜、根回しって大事。

曇り空のシャンゼリゼに集団がドーッと流れ込む。
あの瞬間の美しさ。
大通りにエネルギーが満ちあふれる。

逃げを吸収して最後のスプリントは
やはりカヴェンディッシュ。
誰もが言う事だが、あの加速はずば抜けている。
しかし、あんなに勝っているのに、マイヨ・ヴェールは手に入らない。
フースホフトと交替しながら着用していた緑のジャージは最終的にペタッキの元に。

んで、メンショフが全く目立たないまま総合3位。
3位で目立たないというのは、特殊技能、世間一般で言われるステルス、インヴィジブル効果によるものと思われる。

アンディ・シュレックに欠けるものは、何だろうか。マイヨ・ブランは今年で卒業する。
エターナルセカンドに甘んじるつもりは無いだろうが、
何気なく失礼な事を言う特技と共に、ここぞという時に相手の息の根を止める事ができないメンタリティはそうそう修正出来ない気がする。
とはいえ、マイヨ・ジョーヌを恨めしげに見る彼が来年どうなっているか、今から楽しみである。
新チームも作るらしいし。

コンタドール、いつでもどこでも辛くても平気な何と言うか孤独なチャンピオンだった彼は今年、チームに助けられた。一度もステージ優勝をしないマイヨ・ジョーヌ。
山岳での圧倒的な走りが今年は全く見られなかったのが残念。
でも、優勝なのだ。

今年を最後にツールから去るアームストロング。
サバサバした表情であった。
アームストロング王朝は既に過去のものとなったのを
割と早い段階で悟ったからか?
落車に巻き込まれ、パンクして、首を横に振るアームストロングは衝撃的であった。
Old soldiers never die. They just fade away.
〜fin〜

今年の放送は副音声も結構活躍。
レースの話より自分の話がしたい人がしゃべりにくるとちょっとしんどい。
同じ実況でも日によって出来が違うのが如実だったりした。
何で、こんなに実況/解説にブツクサ言うのかというと、多分、
直接契約して見ているが故の、あきらめの悪さ、が原因だ。

全然盛り上がらなかったプレゼンテーション…が大昔に思える長い戦い。
長い長い戦いだった。

と、既に夏が終わったかのような錯覚に陥るが、
あづいぞ、まだ。
[PR]
by sheknows | 2010-08-02 09:25 | ロードレース

珈琲も紅茶もお茶もお酒も好き


by sheknows