ツール・ド・フランス 2010 stage1〜3

落車が異常な多さ。
けが人が多すぎる。

いくら過酷であればあるほどカッコいいと思えるスポーツがロードレースであると言えども、だ。
あの状況をコースディレクターは望んでいたのか?
確かに、リスクはいつでもあるし、
落車はレースには付きものである。

が、
しかし、
物事には程度というのがあるわけで。

山岳コースの下りは危険じゃないとでも言うのか、と主催者側は嘯くが、
意味が違うだろ、それは。
春のクラシックレースのコースを、ツールの集団が走るという事は
過酷とかハラハラとか、
健全に面白がる方向ではなくて、
全く望まれない方位に芽が伸びてしまった。

痛く、しかも後味が悪すぎる。
みんなが不機嫌でイライラぴりぴりしているレースが続いた。
酷かった。
落車や骨折で苦しむ選手を観たい訳ではないのだ。
そこをスレスレで走らせるようなコース設定は、観ている方にもストレスがかかる。

第一ステージは詰めかけるオランダの観客がコースを狭め、
しかもゴール前が狭すぎた。
ゴール手前から何度も直角コーナーがあり、スピードが上がるところでも狭く
ゴールラインも狭かった。
そして、悪夢のような落車。
マイヨジョーヌを着たカンチェラーラが一回転して背中から地面に叩き付けられたのをはじめとして、スプリントに参加出来た先頭集団がみんな転倒。スプリントしに行った中でも自転車持って行かれたりしていた。アレジェットが勝ったけど、…こないだの勝利も確かこのパターン。うむう。

第二ステージ酷いステージだった。
山の下り集団クラッシュ後のカンチェラーラの表情には胸が締め付けられた。
何ともいえない複雑な表情でペースダウンをしながら集団を取り仕切り、ディレクターと談判し、レースを抑えた判断は全方位的に賛同を得られるものではなかったが、あれは、英断というものだ。

第三ステージ、フランク・シュレックが落車骨折した後の逃げ追走集団の走りは、素晴らしかった。
ファビアン・カンチェラーラがアンディ・シュレックを守りつつ鬼気迫る引き「後ろを振り向くな」と。前日スプリントさせてもらえなかったフースホフトが、万全の走りで勝利を手中に。

普通のスプリント、普通のレースで普通にわくわくしたい。
リタイア競争なんて、望まない。
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by sheknows | 2010-07-07 21:31 | ロードレース

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