峠三昧

人には「雨が降っても自転車に乗らない言い訳にならないぜ」
と、嘯くが、
やはり、天気が良いのが気分が宜しい。
でも、もうなんだか朝は寒いのよね。
長袖にしようかしら、それとも半袖?
迷うわ〜。

暢気な事を言っている場合ではない。

今回は我が輩の住む辺りのローディーには名高い
「登れて一人前の峠」を目指して行くのだ。
隊長とコンビニで待ち合わせ
観光客が満載のケーブルカーのような電車を横目に観ながら
クルクルクル〜っとペダルを回す。
快調である。

「一応タイム測っときます?」
あ〜全く、持つべきものはスパルタな隊長。
いきなり直線で登りが続く。登っても登っても、脚を休める場所がない登りが続く。
ギアはとっくにグラニーギアに入っている。

さっきは寒いとか言ってすみませんでした、汗だくです。
ボトル取って水分補給する余裕が無いのは前回と同じです。
あ〜、もうやだ、何なのこの坂。
と、思った頃に中腹に辿り付き、九十九折れが開始。
此処からは楽になる…筈なのだが、終わらない、終わりが見えないぞ。
「もう終わりですからね」の隊長の言葉と共に峠の頂上に。
はあはあはあ…。

やった〜、と感慨に耽る間もなく
ウィンドブレーカーを着込むと同時にクリートをパチン。
下りですの。
さっきの汗が冷えて一気に寒くなる。
猛スピードで下って行ったその先に
また、峠が。

今度の峠は冬になるとスキー場に使うため冬は閉鎖される。
秋の日差しに漆の葉が紅葉しており美しいが、
それを観ている余裕は、勿論無い。
さっきよりは楽に登り終わり、またウィンドブレーカーを着て急降下。

綺麗な川沿いにかやぶき屋根の並ぶ集落を駆け抜ける。
先頭交代しながら…。
あう〜。

何とか第一休憩ポイント(…後から考えたらここしか休憩していない)に到着し、
よもぎ餅を食べてエネルギー補充。
向かい風に苦しみながら走って、殊更にスリップストリームの効果を実感。
…している間にまた目の前には峠が。
「ゆっくりで良いですよ」
と言われても、現時点の全力がこのスピードですがな。
は〜、消耗する登りだ。

登ったからにはまた下る。
出来る限りのスピードでカーブの多い道を走る。
既に我が輩は先頭は走れない。
千切れないようにするのが精一杯なのだ。

その我が輩の行く手には、また、
峠。
まあ、もうお尻も痛いですし、
肩も張ってますし、脚はもちろんやられてますからね、ふんふん。
と登って、今度ばかりはゆっくり下る。
疲れているのでガードレールに突っ込みそうだ。

あ、終わりました、今日のトレーニング。キツかった。
飯が美味いです。
[PR]
by sheknows | 2008-10-29 20:59 | ロードレーサー達

珈琲も紅茶もお茶もお酒も好き


by sheknows