LIFE! The Secret Life of Walter Mitty

ライフ!
2013年 アメリカ

監督/出演 ベン・スティラー
原作 ジェームズ・サーバー
出演 ショーン・ペン、シャーリー・マクレーン、クリステン・ウィグ

To see the world,
Things dangerous to come to,
To see behind walls,
To draw closer,
To find each other and to feel.
That is the purpose of life.

世界を見よう
危険でも立ち向かおう
壁の裏側を覗こう
もっと近づこう
もっとお互いを知ろう
そして感じよう
それが人生の目的だから

こんなスローガンで仕事をするなんて
夢のよう。
何と魅力的で、恐ろしく厳しい事か。
ワクワク、ギリギリする。

思っていた内容とは全然違ったけれど、
主人公のウォルター・ミティが空想する日常から
行動をはじめる流れがとてもロマンティックに描かれている。
ロマンティックって、いい。

David BowieのSpace Oddityを聴きながら。


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# by sheknows | 2016-07-03 16:56 | 映画

第19回片山九郎右衛門後援会能

2016年5月29日 観世会館
墨染桜 片山九郎右衛門
善界 観世銕之丞
隠狸 野村萬斎

いや久々の能楽堂。
久々過ぎて実質は、初めてと一緒の事だった。
この年になっても、「初めて」とワクワク出来るのは幸せな事だ。

なんだか、能楽堂は、それ自体が閉じた空間。
お客も「一見さんお断り」の雰囲気。
ハードル高い感じ。

遠慮なく足を踏み入れてみたものの、
お作法が分からず難渋する事はなく、
まんまとどっぷり楽しんだ。

大鼓の亀井広忠
笛の藤田六郎兵衛
小鼓の吉阪一郎  
をはじめ、スターぞろいの舞台。

子供の頃にはその良さが全く判らなかった能の世界も
いよいよ、見れば、
意外にも、しんみりとしっとりと馴染む感覚。
緊張と緩和の操りは
落語の世界で重要と桂枝雀が言っていたが、
舞台で演じる芸事全てにおいて言えることだろう。
能楽は緊張感がずーっと続く感じがするが、それはまだ小生が初心者だからかもしれない。

アイ狂言って何かいな、と
思っていたが、そういうことか〜と学習。
いわば、1幕と2幕の「間」の狂言師の登場シーンってことなのだね。

野村萬斎の
舞台を初めて見た。
この人ならではの、キレと華がある。

トータルで5時間にも渡る公演だった。
これって普通なのか。普通なのであれば、普通じゃない。
と、土砂降りの中、帰路に着いたのだった。

あ、異世界に入るみたいな感じがして、
ものすごく楽しかったですよ、全体として。
これぞ非日常です。

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# by sheknows | 2016-05-31 22:19 | 能 狂言

MACBETH

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マクベス


2015年 イギリス
監督:ジャスティン・カヴィーセル
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、デイヴィッド・シューリス、エリザベス・デビッキ、ショーン・ハリス

本年はシェイクスピア没後400年。
普段から数多の舞台や映画が世界中でシェイクスピアの脚本をそのままやったり、加工されたりしながら上演/上映される。
その中でも、「マクベス」は「ハムレット」、「リア王」と並んで、有名な作品だが、
今回はそれを映画にした訳だ。

この作品の衣装や風景は独特で、カメラワークと相まって寒さや冷たさ、痛み、重み、臭いを感じさせる。
戦場で斬り合い、荒野の城や教会の仄暗い中に立ちまた座る登場人物は奇妙な存在感を示し、
演劇的ではないやり方でマクベスを開いた。

「マクベスを開いた」、とは、おかしな言い回しになってしまうが、そう思った。

シェイクスピアの作品は、どれも
深読みがいくらでも可能だ。
マクベスは、自分ではもはや、どうしようもできない何かに、最後の瞬間は立ち向かったのか、最後まで翻弄されたのか…。

マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤールがとても良い。

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# by sheknows | 2016-05-28 20:25 | 映画

LE DIVORCE

ル・ディヴォース パリに恋して

2003年 アメリカ/フランス

監督:ジェームズ・アイヴォリー
出演:ナオミ・ワッツ、ケイト・ハドソン、メルヴィル・プポー、グレン・クローズ、ロマン・デュリス

一応はラブコメディなのだろうと思うが、
何だろう・・・迷走している感じ。
多くの魅力的な筈の出演者にアメリカ人とフランス人の記号的な表現に恋愛を絡めて描いたものは
まあ、とっちらかっている。
この監督、「日の名残り」が良かったのは、原作が良かったからか。
何よりフランスの政治家色男が全然、色男に見えないのに困った。

然れども、とっちらかった無茶苦茶さが魅力になる所には到達せず、
美しくデコパージュされる訳でもなく、
鬱々と積み上げられて埃が光の一筋を魅せる訳でもなく、
何だか安易。
真っ赤なクロコのケリーバッグが空をひらひら飛ぶあの感じが、答えだな。

インフルエンザで自宅蟄居を命じられており、
暇すぎて観たが、あかんかった。
嗚呼


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# by sheknows | 2016-02-19 12:25 | 映画

インフルエンザ

ここ10年ほど、
何となく体調がすぐれないことはあっても、
完全にやられた、という状態になっていない…と思う。

しかし、昨日フラフラ帰宅し、
朝まで何度も目を開いてしまい、
寝るのが辛い感覚を味わう。

うむ、二日酔いか?
確かにワインがぶ飲みしたけど
それほどでもない筈。

ふと、熱を測ってみると
38.2度
あ〜あ。

インフルエンザA型と診断されました。

しんどい。

はよ体内の戦い終わらへんかな。

お粥美味しい。
りんご美味しい。
紅茶美味しい。
アイス美味しい。

しみじみしたもの食べて寝る。

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# by sheknows | 2016-02-16 18:52 | 日常

次はどこへ?

非日常への逃避である旅行に、仕事に倦んでくると、ついつい出掛けてしまいたくなる。
結果として都会に旅する事が多いのは、自然に入っていくにはあまりに自分が頼りないからか。
ともかくも、色々なところに行ってみたい。
色々なものを食べたり、飲んだり、見たり、出会ったりしたい。
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身近なところでも、面白いということが、やっとわかってきた。
例え、観光客だらけの雷門でも。
芋羊羹食べたりしながらブラブラするのが意外なほど楽しかった。

さて、今度はどこへ行こうかな。
そうは言っても候補はマカオ、ロンドン、ローマ、ウズベキスタン、メキシコ、ベルギー…うーむ。
ロンドンに行って観たい舞台がある。
ローマのコロッセオに行きたい。
マカオでエッグタルト食べたい。
ウズベキスタンでスム紙幣に辟易したい。
メキシコの死者の日のパレードを見たい。
ベルギーに行ってコッペンベルグに登りたい。

なーんか、こうやって書くとバカっぽいが、
旅行ってそんなもんで良い。

で、どこ行こうかな。

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# by sheknows | 2016-01-26 20:59 | 旅行

007 SPECTRE

007 スペクター
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2015 イギリス

監督 サム・メンデス
出演 ダニエル・クレイグ クリストフ・ヴァルツ レイフ・ファインズ モニカ・ベルッチ レア・セドゥ デイヴ・バウティスタ アンドリュー・スコット ベン・ウィショー

メキシコには一度行ってみたい。
死者の日を見物したい。
マリーゴールドに彩られた広場で黒いスーツと鮮やかな骸骨たちが踊るのを。

そもそも死者の日とは何か?
お盆と似ている、ハロウィンと似ている、と言われる風習だが
死を際立たせる事により生を浮かび上がらせるものなのだろうか。
小生の浅い知識では全体分かりようもなく
また土地の匂いや雰囲気に裏打ちされて初めて立ち上がってくるものを尊ぶべし、であるから
やはり一度行ってみたい。

Tambucoがフューチャーされた音楽から
007が流れ出す。
記号としての007:ダニエル・クレイグ、素晴らしい。
レア・セドゥはいたずらっぽい笑みが、邪魔。
モニカ・ベルッチの喪服の立ち姿が魅惑的。

ローマ市内のカーチェイス、素晴らしい。
どうしてもあのような車には魅せられてしまう。
で、そういうモノのまさに宝庫なのである、この映画は。
トム・フォードの衣装。
オメガの時計・・・

なんだかよく分からない方向に流れてしまったが
いいんじゃないか、こういうのも。
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# by sheknows | 2016-01-11 09:22 | 映画

Milan-Sanremo 2013

ミラノ・サンレモは春を告げるレース。
298キロの長距離を誇り、
また、104回の開催という格式の高さ。

出場選手は25チーム実に200名である。

今年の優勝候補はサガン・シャバネル・パオリーニ・ジルベール・カヴェンディッシュあたり。
しかし、小生はファビアン・カンチェラーラが勝って欲しい。勝て、ファビアン!

…と、蓋を開けると
大雪でトゥルキーノ峠は走れないため、吹雪のなか走らせて途中でレースは中断。
チームバスで第二スタート地点まで移動。
バスに乗り込む選手も、自転車も凍りついた状態。

地中海沿いに出ても、雨で路面はツルツル。
下りのカーブの多いコースで、見ているのが怖い。

第二スタート地点でボーネンは抗議のリタイア。
そんな、レースになった。

そして、大体残り25キロ位から、展開がめまぐるしく変化。
シャバネルが勝つのか?と思いきや、
結局は、サガン・カンチェラーラの因縁の対決に、チオレックが上手く乗り、
勝利は、アフリカのチームに所属するチオレックの手に。
今年はカンチェラーラは、かなり我慢したのだがなあ。

終了後のカンチェラーラの寒そうな顔と、「今日はみんながヒーローだ」というツイートが印象に残るミラノ〜サンレモとなった。
どこが「春を告げる」やねん。ねえ。

ま、こちらでは花粉と黄砂が強制的に「春を告げて」くれてますけどね。
毎年の事ですけど、この時期には花粉で目が見えなくなる。
辛いねえ。
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# by sheknows | 2013-03-18 09:33 | ロードレース

TOTAL RECALL

トータル・リコール

監督:レン・ワイズマン
出演:コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール、ビル・ナイ
2012年 アメリカ
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フィリップ・K・ディック原作の作品に出て来る未来都市を映像化すると何故いつも夜の雨のアジアのネオン街になるのだろうか。既に我々は、あのような映像を目にした時に、「未来の巨大な下町」を想定する事を刷り込まれている。魅惑的で恐しい。

地球の裏側まで通勤って、しんどそうやなあ。
そして、妻が強い、強い。ホラー的で笑うほど怖い、怖い。

ホバークラフトカーの高速運転映像は面白かったけど、
味付けは素直であり、言い換えれば、単純。

ただ、観た後、テンペストの楽譜引っ張り出して、弾きたくなる。
でしょ?
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# by sheknows | 2013-03-04 20:53 | 映画

TINKER TAILOR SOLDIER SPY

裏切りのサーカス
2011 イギリス/フランス/ドイツ

監督:トーマス・アルフレッドソン
出演:ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ジョン・ハート、キアラン・ハインズ、ベネディクト・カンバーバッチ、キャシー・バーク、マーク・ストロング、トム・ハーディ
音楽:アルベルト・イグレシアス
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世の中、騙し合い。
誰も信じてはいけない。
味方は居ない。

そうやって生きていると、段々と、本当にそうなる。

誰とも距離を置いて、仲間を作らず深入りしない。
裏切りを恐れ、一人で居る方が、寧ろ安心する。

小生はスパイではないが、業務上の生活って、案外そういうものかも、しれない。

殆ど暴力描写はなく、淡々と、カラーなのにモノクロームを思わせる非常に美しい緊張感のある画面。
静かでシビアである。

ゲイリー・オールドマンの出演作はかなりの割合で観て来たが、これは、出色の作品だ。
クレイジーでもなく、猟奇的でもなく、ただの良い人でも勿論ない、ゲイリー・オールドマンの存在感が堪能できる。声は以前と変わらない。不思議な人だ。
男達のスーツが美しい。
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# by sheknows | 2013-03-03 23:21 | 映画


珈琲も紅茶もお茶も好き


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